序・破・急、ってのもなんか違ったし……生・旺・墓ってのもなんか違う……
って、今更、そんなことを言っても仕方ない感じ。
うしろのカイル・らすとぴーす#3
カイル: ようやくですか。 タイガ: んないな言い方すんなや。昇格決めてきたんやから。 カイル: って事は、検定クリアしてきたんですか? タイガ: 一応な。 カイル: 落ちた様子は感じられませんでしたから、無事ストレートってことですね? タイガ: せんせが、お疲れさんってさ。 ――改めて告げられたタイガの伝言で、カイルは、アメリアから任された役割が終わったことを実感する。 カイル: ……タイガ君。 タイガ: なんや? カイル: ラスク君のこと、お願いしますね。 タイガ: あほ。そう言うことは、言う相手が違うやろ? カイル: そういう意味じゃないですよ。ユリさんが、トーナメントに参加してるとき、傍に付いててあげてください。 タイガ: そう言うことなら、言われんでもそのつもりや。俺かて、それが、遠回しにあいつ(ユリ)を助けることに繋がるんやったら、喜んで、そういう役廻りするつもりやから。 カイル: それを聞いて安心しました。それじゃ、僕はこの辺で。 タイガ: お疲れさん。
まぁ、結局、タイガ兄ちゃんは、8級までは上がってるのよね。つまり、今のところ、ユニコーンの二つ星。そっから先は……ま、懐具合と相談ってことでね(笑)。とは言うものの、時間的にも、いろいろ厳しいからねぇ。タイガ回す閑有ったら、その分ツートップに費やす方が建設的な気もする。どのみち、決勝で使えるジャンルはガラガラだしね。
でも、こうなってくると、いよいよ大詰めなんだね、って気がしてくるわ。