去年から手を付けていなかった最後の宿題。

……改めて書いてみたら、結構長くなったんでやんの(汗)。
んなもんで、小分けで行きます。小咄形態だってのに。

うしろのカイル・らすとぴーす#1

カイル:
 今日こそは、上級になってもらわないと。
タイガ:
 ……一つ聞いてもええか?
カイル:
 なんですか?
タイガ:
 なんで、俺らだけやねん? ユリとラスクも連れ出しゃええやないか?
カイル:
 何を言っているんですか?
 この時分に、二人を呼び出すなんて無粋な真似*1、出来るわけ無いじゃないですか。
 それに、タイガ君だけなんですよ?
 クラスで昇格検定経験してないのは。
タイガ:
 何が悲しゅうて、野郎二人でコロセウムに行かにゃならんのや……
カイル:
 嘆いている閑があったら、参加しなかった自分を呪うことですね。
 それじゃ、僕はスタンドで見学させてもらいますから、早々に昇格検定クリアしてきてくださいね。
タイガ:
 へいへい


タイガ:
 せんせー、トーナメントに参加したいんですけどー
アメリア:
 あ゛、タイガ君。今日中にさ、検定も終わらせてくれないかな?
タイガ:
 せんせが、そないな事言うもんやから、カイルの奴ときたら、ラスクとユリは呼ばんでもええなんて言いよるし。
アメリア:
 私としては、カイル君の意見に賛成だけど?
タイガ:
 そない殺生な……
アメリア:
 ほらほら。そんなことで落ち込んでる閑があったら、とっとと予習済ませてきてくれない?
タイガ:
 へーい……


 第一セット。アメジスト・フォート。六位通過。
 第二セット。ダイア・ソート。四位通過。
 第三セット。ルビー・マルチ。二位通過。
 コロセウム。各自の選択は、以下の通り。トパーズ・ソリッド、アクアマリン・ソート、アクアマリン・コロニー、ルビー・グラフ。結果、ゴールドメダル獲得。


アメリア:
 お見事、と言いたいところなんだけど。
タイガ:
 な、なんですのん?
アメリア:
 タイガ君の廻り、三人も賢者が居るんだものね。当然の結果よね?
タイガ:
 と、当然、って…… ま、ええわ。
 ほんなことより、せんせ? 昇格検定の方は……?
アメリア:
 もう少し、撃破点が良ければ、考えなくもなかったんだけど……
 今回は、ダメー
タイガ:
 んなあほな……
アメリア:
 どうする? もう一回やっとく?
――タイガ、渋々頷く。
アメリア:
 それじゃ、いってらっしゃーい

こっちは、何もしなくても良いよね?
別に、(07年1月12日現在)「見出しごと別ページ」にしているわけでもないし。
並行作業で書いてて、頭こんがらないのかって?
並行でやってる訳じゃないんですよ? これが(笑)。
ま、『越境』の方は、一時止まってるけどさ。
追いかける側は、並行になっていろいろと厄介かもしれませんが、お付き合いいただけますと、幸いです。
でも、こっちは、この形式なんで、そんなに長くはならんですよ。3分割した程度だから。

*1:この日は、12/23。冬至祭の前後です