『皆の往く途・歩く途』#05

昨日は、もうなんというか……ね。って感じの大失態。
もう少し、慎重に行動しないといかんねぇ……



考えてみたら、結局昨日、一文字も書いてないことに気がつく……良いのか、こんな調子で!
QMAってる閑有ったら、とっとと書きやがれ>自分
とか、軽く追いつめ気味にしといて、
いざ本文。

姉の決意、老師の決断、導師の決心#5

<-『姉の決意、老師の決断、導師の決心#4』

 翌日。
 HRに出席するために、自分たちの教室に向かったシャロンを見送った後、開店の準備を始めていたクリスの視界に、アメリアの姿が飛び込んだ。
「どうしたんですか?」
「ちょっと、ね……」


「ラスクが、賢者に昇格してから、立て続けでしたね」
 ラスクに続いて賢徒に昇格したのが、ヤンヤンだったことも影響してか、クリスを始めとする購買部の賢徒昇格準備組の慌ただしさは、ファッションショーも真っ青と言いたくなるばかりの状態だった。とは言え、それも、十三着目となるサンダースのための制服をあつらえたところで、小休止とばかりに静けさを取り戻していた。
 アメリアに紅茶を差し出しながらの、クリスの言葉は、その頃を懐かしそうに振り返っているようにも聞こえた。
「まだ、一人残ってるんだけどね」
 と、全員昇格したと言いたげなクリスの様子に、アメリアも、一人だけ残った生徒のことを口にする。
「それも、そうでしたね」
 と言葉を返して、そのまま、確かめるように、クリスは問いかけていた。
「それで、アメリア先生? ここに来ているって事は、何かあったんですか?」
 一瞬、ギクリとした表情を覗かせた後、アメリアは、彼女の出自を思い出し、隠すのは無駄だと言いたげに、口を開いた。
「ロマノフ先生がね、アカデミーを地上に降ろすって」
 アメリアの沈みがちな声に、クリスも、返す言葉をすぐに見出すことができなかった。
 ガラス越しに届く、冬特有の柔らかい日差しが、床を照らし、購買部の空気を暖め始める。
「――……不安、なんですか?」
 クリスは、ようやく見つけた問いかけを、アメリアにそっと差し出すしかできなかった。
「フラムスティードさんや、ラスアルハゲさん。ポーラスターちゃん辺りはね、気にすることもないんだけど」
――ユリさんだけ、「ちゃん」付けなんだ
 ユリのことを示す、ポーラスターにだけ、ちゃん付けだったことに、クリスは、軽く不満を感じていた。
「エンライトンくんとコカブちゃんの二人は、特にね」
 飛び級入学の二人の生徒の名前を挙げる。
――……もしかすると、お嬢様でも、「ちゃん」付けなんだろうな
 と、二人の呼び方を聞いたところで、クリスは考え方をちょっと変えることにした。
「二人とも、きっと大丈夫ですよ。ラスクには、ユリさんが居ますし、アロエさんには、ルキアさんが着いているんですよね?」
 と、二人の傍にある生徒の名前をあげて、アメリアを安心させようとする。が、
「問題、というか、心配なのは、エンライトンくんの方なのよ…… 彼が、大魔導士号を受けたとき、タイガ君が迎えに来たんだけど、その理由を考えたら……」
「どうしたんです?」
「タイガ君には、賢徒号を持ってから、二人の傍にいて欲しいのよ」
 遠回しに、タイガを次の教程に進めることができない、と答えたアメリアに、クリスは、意を得たり、と言いたげに答えていた。
「そう言うことですか」

To be continued... -> 『姉の決意、老師の決断、導師の決心#6』

ダベリ

いよいよ、ヤバイ状態に追い込まれてきました。ストックがありません(!!)。
前作『越境』、『ぽっきーげーむ』とは、えらい違いです。
まぁ、俺自身、石を稼ぐのに必死で、書くことに集中できていないってのもあるんだけどさ。
しかし、今回の昇格ルールでは、昇格話は書けんな……3のルールでは書きやすかったんだけどさ。今回のルールでは、書けないと言っても言いすぎではないぐらい。なんせ、結果に、一番大きな影響を与えるのは、肩書きではなく、所属する組。しかも、見習いや初級でドラゴンを覗くことだって可能*1な状況では、さ。
で、5枚ともドラゴンにいる*2、今の気分は、2での超銀戦やってる気分かな。
どういうことか?
勝つにも遠く、落ちるにも遠い。
……自分で言ってて、切なくなってきた。orz
軽ーくヘコんできたんで、続きは、また月曜日に。では、良い週末を。

*1:この時期での、分散育成は……サブカのうちにはいるんかね?

*2:何時か言った、「中のみ、ドラ5」を実現しちまったよ。