『皆の往く途・歩く途』#03

一日、データこねくり回してたら、あっという間に、更新かける時間でさぁ。
時間使うの下手になったような気がしなくもない。



いい加減、ネタも尽きてくるよねぇ、とばかりにぼやき節。
昨日は、本当に引きこもり気味だったから、ネタがないんよ……
とか言うてても仕方ないんで、とっとと本文に。

姉の決意、老師の決断、導師の決心#3

<-『姉の決意、老師の決断、導師の決心#2』

 ユリとラスクの二人が、賢徒の称号を授かったのがきっかけとなったのか、残るアメリア組の面々も続々と賢徒に昇格していくことになった。
 ラッシュの先鞭を切ったのは、たまたま紛れ込んでしまったために、このアカデミーで学びつつ、クリスの元でアルバイトにも励む勤労少女のヤンヤンだった。
 彼女がタイハクとの賢徒号(正式の場で名乗ることを許される名前でもある)を授かると、次に、ユウが、『shi』との俗号を返上し、正式に、シルベノミヤの号を受け継いだ。それに継ぐように、クララがゲンマの号を授かった。十一月に入った頃に三度目の昇格検定をクリアしたシャロンは、パーシュートの後に、シューティングスターを連ねることを選び、下旬にはマラリヤがサルガスとの賢徒号を授かった。十二月に入ると、先にエラキスの号を授かったルキアを追うように、アロエにコカブの号が授けられた。
 そして、タイガが最初の昇格検定をクリアしたのと同じ頃、駆け込むようにレオンが、ラスアルゲティを授かり(が、未だ俗号の『hea』も名乗っている)、タイガを除いた全員が授かったことを待っていたかのように、サンダースはアルナスルを授かった。

「ふむ…… どうやら、アメリア君もおおよそ賢徒号を授けたようじゃの」
 と教え子の弟子、つまり、孫弟子たちが立て続けに賢徒として称号を授かっていく様を眺めて、ロマノフは生徒たちの修学過程を進めるべき時期が近づいていると感じ始めていた。


 自分用に割り当てられた部屋に届けられた書類を目にして、アメリアは、何事なのかと、いぶかしんでしまう。
「ラスク君たちを、相部屋にしたこと……」
 と真っ先に、つい最近行った、割り当て変更のことが思い浮かぶ。のだが、
「なわけないわよね。あれは、ミランダ先生も認めて……っていうか、積極的にそうさせろ、って言ってきたんだったっけ」
 と、彼女の決心を後押しした人物の存在が頭をよぎる。
「ミランダ先生って、ちょっと、話が早すぎるところがあるから……」
 自分としては、二人に、ちょっとした注意は促しておいたが、それを後押ししたミランダが、どう考えていたのか、想像するのが少し怖くなる。
「まさか……」
 とつぶやいたところで、もう一つの懸案事項が頭をよぎる。
「タイガ君が、トーナメントに出てくれないから……」
 と、タイガのトーナメントへの参戦数に考えが及んでしまう。自分としては、可能な限り、はっぱをかけて、出させているつもりなのだが、ようやく上級、つまり、最初の昇格検定をクリアしたところ。他の十三人に比べると、二つほど、下のランクに居る計算になる。
「来期は、また見習い扱いになっちゃうのかなぁ……」
 教導師として、このアカデミーに留まり、その念願かなって、ようやく総合で教鞭をとれるようになっただけではなく、十四人ばかりの少人数とは言え、寮を任される立場になったというのに、再び、教科だけを担当する立場に格下げになるのか、と気持ちも沈みがちになる。
「この時期に、会議って……やっぱり、そう言うことなんだろうなぁ……」
 と、アメリアも、暗鬱たる気分になってしまっていた。

To be continued... -> 『姉の決意、老師の決断、導師の決心#4』

ダベリ

さてと。これで、おおよその時期が掴めたと思う。つまり、年が変わるか変わらないかの頃。
んで、賢徒、つまり、QMA3での賢者位に到達した順序は、サンダースとタイガ以外、以前の公言通り、ダイス振って決めた。
って、d8*1を2回振ったら、残ったメンバーを6までに割り振って、d6。また、d6を2回振ったら、残ったメンバーを4までに割り振って、d8を2回。最後は、残った二人を偶数か奇数に割り振って、d6で決定、と。こうすると、おおよそ出現確率が等しく出来ると思ったんだ。
なんせさ、出目が被る可能性だって有るわけでしょ? だからね。

さてと。本文の方では、なにやら、暗躍している人が居るようですけど、気にせず行きましょう。
てかさ、ミランダ先生、ガチャフィギュアの影響で、こういう役回りになってることが多いような気がするんだ。(ぉぃぉぃ
閑話休題
えーっと、アメリア寮に所属している十四人の中で、二人部屋に居るのは、シャロンとクリスの義理の姉妹コンビと、ユリラスの魔闘の両思いコンビの二組ってことでね。この寮は、所属生徒の数が他の寮に比べて桁違いに少ないから、センターランドに間借りしてても問題ないし、また、全員に個室をあてがうことができる訳よ。……なんか余計なことまでしゃべってますか?
これぐらいは、問題ないよねぇ?
さてと。明日からが、先生側の進展ってことでね。ストック……尽きる前に、ペース取り戻せるかどうかが問題になってくるな……(滝汗)

じゃ、今日は、この辺で。続きは、また明日。

*1:因みに、数字との対応は、生まれ順。アロエを1にして、そっから、残りの8人を割り当てていくという方式