これは、さっきのネタに比べると、よりニッチな方向性の話。
昔、マイコンソフトが販売していた機器の一つに、QVGA相当のRGB映像信号専用の切替機があった。三入力一出力。まぁ、切替機なんだから、複数入力の単数出力ってのは当たり前の話ではあるんだけども、この切替機の場合、隠し味がちょっときいてて、同期分離が可能だったり、PCBに対応したモードがあったりと……
まぁ、その筋への訴求力も忘れていない一品だったりするわけだ。
現状では、生産終了になっているので、中古市場に流れている物を根気よく探すか、オクでゲットするか、と入手方法が限られているんだけども、入手したいって声がある程度届いたのか、マイコンソフトの方で、アンケートが行われたんだね。SELECTY21の再販を希望するか否かって。
で、その結果、ある程度の反響があったらしく、社内での調整を重ねて、仮注文という段に進めた、とのこと。
まぁ、なんだ。フルHDだなんだというこの時分に、QVGA相当の映像信号の画像なんざ、って声も聞こえてきそうだけど、現状では、現行機に移植されていない作品だって在るわけだし、いつか来るかも知れないXBoxLive終了時に、遊べなくなる可能性があるタイトル*1もある以上、こういう機器が復活してくれると嬉しいわけさね。
本発注って段に進んでくれると、ねぇ。自分で、同期分離回路を作らなくても済むから、助かるんだけど……どうなることやら。
