ふた虫様騒動記#2・発端

さて。こっからしばらくは、XRGB-3に関する感想とは別の話を。



当初の予定では、ふた虫様ではなく、cave作品で初めて、Allを達成したエスプガルーダと、その続編、エスプガルーダ2のどっちかを買ってしまおうか、と思っていた俺が、そんな思い入れを飜して、ふた姫さまを買ったのが、もう一ヶ月半ほど前のこと。
で、だ。
届いた基板を喜々としてつないだら……
[,left]orz
一応、テレビにはS端子信号で放り込んでいるんだけど……
(´・ω・`)

XRGB-3を経由して入力された信号を表示させている液晶モニタと、見比べてもらうと、いろいろと足りない部分があることに気がつくと思う。
まず、致命的なのは、スコアが読めないこと。これは、起動直後の5ゲームは、スコアテーブルに記録される*1から、問題が少ないと言えば少ないんだけど、それでも、プレイ中に確認取れないのは、正直痛い。
だいたい、スコアで調子の善し悪しを見ることができるからさ。
画面の下の方も、表示が収まっていない、ってのもあるけど、これは、まだ問題としては軽い方。
画面下端に、三つ表示されているから、ボムが3つある、と読み取ることができるから。
あと、累計カウンタの百の位が表示されていない、ってのがあるけど、これは、表示色を見れば、カバーできる問題なので、軽症。
んで、スコアが表示されない次に、痛いのが、
『映像信号が走査線5本分(≒5ドット分)、垂直帰線区間に割り込んでいること。』
詳細な説明を始めると、面倒きわまりなしになるので、S端子映像に変換された信号をDVDレコーダ経由で作ったスクリーンショットを見てもらっとこうかな。
[,h360,left]
このスクリーンショットでは、スコアもきっちり表示されているし、ボム表示もきちんと収まっている。なんにも問題ないじゃん、って話になるけど、これは、ある意味必然の話なのよ。
細かいことは、4/15に記述してあるから、そっちを参考してもらってと。
5ドット分と言った根拠なんだけど、このスクリーンショット。縦長に加工してあるけど、各フレームの1本目*2の走査線、つまり、最上段ドットが左端となるように、左に90度回転させてある。

つまり、実際の走査線は、この画像の左下の隅から、上に向かって走っていき、上まで行ったところで、一ドット右にずれて、また最下段から上に向かって走っていく、と言うことになる。
はい、この画像。右側に、黒い部分がありますが、これはなんでしょうか?
この右側の余白が、映像信号の乗っていない期間ってこと。
ちなみに、この余白のドット数の半分と、調整するべき数字との因果関係には、このときは、まだ気づいてなかったんだけど……これは、単に、caveの現行基板の解像度に関して確証を持っていなかった*3から。
今では、納得して、5だといえるようになったんだけどね。

*1:一応、火力に劣るパルム・ノーマルでも1面終了時、1000万は出せます。

*2:正確には、1本目ではなく、22本目なのだが、帰線区間は表示区間ではないので、あえて1本目と表記した。

*3:確証を持っていたのは、水平走査周波数が、15kHz前後だって事だけ。