決して、都市伝説とか、そういう類いの話でもないんだろうが……

今使っているPCのM/B、M2N-Eってのは、リテンションの強度が弱く、「リテールクーラーを使っていても、爪がもげる」と言う症例が報告されているんだが……

正直なことを言うと、もう少し情報が欲しかったりする。
そうさねぇ……

  • M/B自体の製造時期の大まかな目安になるだろう初起動時のBIOSのバージョン
    • 在庫M/BのBIOSってのは、製造された時点でおおよその対象CPUが稼動できるバージョンが入っているはず。それを逆手にとることで、その製造された時期を大まかなものだが、製造時期を読み解くことができる。
    • ちなみに、うちのは、1001だったか1002。
  • 稼動期間。
    • 強度が経時劣化しているのか、そうでないのか、と言う目安になる。
    • うちのは、07年10月11日が組み立て・初回起動の日。
  • 使っているクーラー。
    • リテンション自体の強度を超えている荷重がかかっていないかどうか。
      とは言え、この要素に関しては、クーラー自体の重量の他に、形状的にテコとして機能してしまうか否か、って要素が影響してくるのが悩みどころ。
    • ちなみに、うちはリテール。
  • リテンション自体の製造時期。
    • 問題は、根源にあるのかどうか。ASUSのSocketAM2系M/Bのリテンションに限って云えば、製造時期を把握することができるようになっているはず。
    • ゴメン。うちのは、これが判んないんだわ。不幸にも、なんかあったときに、情報補足するから。

この情報が集まってくるだけでも、結構変わってくると思うのさ。
こういう系統だった情報の蓄積がないもんで、組み立てが終わった後で、「実は地雷でした」なんてのも、避けられると思うしさ……


けど、考えてみたらさ、こう言うのって、医者がやっている問診と一緒なんだよな。
こういう部分のノウハウの蓄積が行われない、というか、引き継がれていかないところが、この世界の哀しいところのような気がするのは、なんなんだろうなぁ。