『皆の往く途・歩く途』#66

6月6日に66番目だそうです。
でも、中身は、6とは関係のない数字になっちゃっているそうです。って、そこまで、6に関係してたら、できすぎですね。


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう8つ目。……破竹の快進撃(号泣)。orz

んでは、本文。

星空#8

<-『星空#7』

「ど、どうして私なんですの?!」
「大丈夫、瑕はつけないから」
 同じように、アメリアに指名された格好になったシャロンが、不満の声を上げるのだが、自分と共に指名されたことに不満を持っていると、判断したらしい、マラリヤの言葉にはどう反応すればいいのか、戸惑ってしまった。
「だって、アロエちゃん指名するわけに行かないでしょ? 前になるにも、後ろになるにも、無理がありそうだから」
 とのアメリアの言葉には、シャロンも返答に窮してしまう。
「それに、ルキアちゃんは、今夜の幹事だから、あんまり拘束するわけにもいかないし、」
「だったら、クララさんやヤンヤンさんでも」
「その二人も考えたんだけど、一番面白そうなのが、貴女たちだったから、って事じゃダメ?」

 まるで、この時のために準備していたかのように、懐から、グラフ用、ワーズ・ソリッド・ベイグ共通の模擬スペルカードを二組取り出すと、後ろ側、つまり、視界の奪われている側の手に、それを乗せる。
「準備は良い?」
 準備が良すぎる、など潜む声でざわつく会場を無視して、アメリアが、開始の合図を二人に送った。


 判っていながらも、正答できない鬱積が我慢の限界に達したのか、マラリヤと立場を交代しろと騒ぎ始めたシャロンを脇目に、ルキアは、見る側に回っているはずのユリとラスクの姿を探していた。
 が、二人の姿が見あたらないだけではなく、タイガの姿も見あたらない。
「あれ?」
「どうかしたんですか?」
 きょろきょろと周囲を見渡すルキアの様子に、カイルが声をかける。
「ぁ、あのさ、ラスクたちと、タイガを見かけないな、って思って」
「二人だけだったら、頃合いが頃合いですけどね」
 と、実際に二人だけが居なくなっていたら、ルキアがおとなしくしているとは思えない不穏当な表現で、カイルが、彼女に答えると、
「だったら、タイガは居るはずでしょ?」
 タイガの性格なら、と言いたげにルキアが反論の言葉を投げ返す。
「それもそうですね」
「だから、タイガが居ないって言うのがちょっと気になるのよ」
「どうしてですか?」
「ラスクってさ、ユリを選んだこともそうだけど、タイガに懐いてるところもあるじゃない?」
 とのルキアの反問を聴いて、カイルも納得したように頷いた。
「窓の外で盛り上がっている人達を確かめてみるのはいかがです?」
「窓の外?」
 予想していなかったカイルの言葉を、ルキアは、思わず繰り返してしまっていた。

To be continued... -> 『星空#9』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

……ネタがない。今日この頃。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃

なんというかね。次期PCの構成もカッチリ見えてこないしさ……全体的に消費電力が狂ってきてるから、電源ユニットとかまで気を配らなきゃならなくなっているとかってさ。結構しんどいのよねぇ。


愚痴ですか? 愚痴ですね。

愚痴なんて書いてても華が無いんで、とっとと終わらせることにしますかね。
んじゃ、今日のところはこれぐらいで。続きは、また明日(多分)。