『皆の往く途・歩く途』#67

AM2+用のチップセットが発表されたらしいです。
……まだまだ引っ張るつもりになったそうです。

えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう8つ目。……破竹の快進撃(号泣)。orz

んでは、本文。

星空#9

<-『星空#8』

「ええ。窓の外」
 思うところがあるのか、普段より、更に和らいだ笑顔で、カイルが、ルキアの言葉をそのまま繰り返す。
「まぁ、カイルがそう言うんだったら、ちょっと見てみるけど」
 渋々ではあったが、ルキアは、カイルの言葉に従うことにした。

 カイルの言葉通りに、窓の外を確認していたルキアは、夜風に乗って聞こえてくる三人の声に気がついた。
「カイル」
「見つかりましたか?」
 ルキアに呼び止められたことに、思うところがあったのか、彼女にどうしたのか、とは聴かずに、確認するような問いかけを真っ先に投げていた。
「切り分けたケーキさ、頃合い見計らって、出してくれないかな」
「どうしたんです?」
「編入生二人組と、飛び級少年にお灸据えてくる」
 カイルに、そう答えると、ルキアは、窓枠を飛び越えて、校舎の外に飛び出していた。


「そう言えばさ、ラスクに八つ当たりした後、タイガ、私に告白したよね」
「あの後、潰されたか思うたぞ?」
「潰れる?」
「ユリに金玉蹴られてな」
 ラスクの問いかけに、タイガが苦笑いを浮かべながら答えると、
「アレは、タイガが悪いんじゃない」
「お三人さんは、そこで何をしてらっしゃるのよ?」
 ユリの反論の声に続くように、ルキアの声が響いた。
「まったく、冬至祭の真っ最中に二次会って。それに、」
 と、自分から見て、ラスク、タイガ、ユリと並ぶ三人に咎めるような言葉をかける。が、三人の反論を待たずに、溜息をつきながら、
「ラスク。あんたの居場所はそこじゃないでしょ」
「え、どうして?」
 突然指名された格好になったラスクが、きょとんとした表情でルキアに聞き返すが、なにごとかを考えているような素振りを見せた後、
「そっか。タイガ、あんたとラスクが入れ替われば良いのよ」
「俺かい?」「でも?」
 と、タイガとラスクが口々に反論するのだが、
「いいから、とっとと場所を交代する」
 ルキアは、聴く耳を持たずに、二人に入れ替わるように促すだけだった。
「……言うこと聴いといた方がええ感じやな」
 彼女が発する気配に圧されるように、タイガがラスクに、入れ替わるように促した。
「で、私の場所はここ」
 と、それまでラスクが居た場所のとなりに、彼女が腰を下ろした。
「何、ぼーっとしてんの。二次会、やってる最中なんでしょ?」
 彼女曰くの『二次会』に参加するつもりが満々だったのか、きょとんと立ちつくしている二人に、先に進めるようにと、促していた。

To be continued... -> 『星空#10』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

ゲーセン行ける条件は成立してるんだけど、いざ、その時間帯になってみると、億劫になってしまい、動く気が失せているというこの現実。
……鬱入ってないか?>自分


ん〜っと、取り敢えず、書きたいところは概ね書けたかな、とかなんとか。
後は、着地点に向かって走っていくだけ、って感じなんだけど、この最後の部分がなぁ……
どれだけ掛かるか……まぁ、掛かっても、あと1週間2週間ってところだとは思うんだ。そうなれば、『だって、北海道、梅雨入りしてないじゃん』とかって、ふざけたネタ使わずにすみそうだし。
ま、そんな感じで今日のところは、ここまで。続きは、また明日。