『皆の往く途・歩く途』#26

今週も、あと一日。なんとか乗り切ったどー……って言うには、ちょっと早いか。


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
今月の頭は、4つ目のパートです。季節は春満開だというのに、作中は、まだ年を越すか越さないかですよ?

んでは、本文。

作業#4

<-『作業#3』

「何事、何事? ラスクにライバル出現?」
 セリオスに続くように、ユリとラスクの二人が席を立ったことに、ルキアが野次馬根性丸出しの反応を示す。
「お前なぁ……」
 自分の問いかけに対しての反応とは、正反対なルキアの態度に、タイガもぼやきを漏らしてしまう。
「だってさ、セリオスが、ラスクとユリの二人を呼び出してんのよ? ただごとじゃないじゃない」
「セリオスが、んなタマかい?」
「何それ? ユリには魅力がないとでも言うの?」
 不服そうなルキアの言葉に、タイガも手を振って応える。
「そうや無い。そうや無い。靡かんって判っとる相手に手を出すほど、情熱的な奴なんか? って言いたいんや」
「あ゛、そういう意味」
 と、納得したとの表情を覗かせたルキアも、タイガの言葉を受けるように、続ける。
「それは、未知数ね」
「……未知数って」
「だって、セリオスってさ、万事あの調子でしょ? 好きだの嫌いだのって話とかも、あんまりしてる雰囲気無いからさ」
 とのルキアの返答に、タイガは面々の様子を思い返す。
 自分は、ユリに振られた立場ではあるが、それ以上に、ラスクの心理的な安定が気に掛かって仕方がないので、そう言うことを考えている余裕はない。ので、除外。
 ラスクは、彼が上級に昇格する以前に、アロエの爆弾質問の影響で公然の秘密と言える状態になっているので、これも除外。
 サンダースとユウの二人に関しては、まるっきり逆のベクトルではあるが、色恋沙汰の話題には縁遠く思える。となると、残ってくるのは、この十四人の中で最速で賢徒号を授かったカイルと、その彼に次いで賢徒号を授かったセリオスの二人と言うことになる。
 担任のアメリアの決定(おせっかい)によって、タイガ自身、カイルとの接点が無かった、と言うわけでもないのだが、このような話題に触れることは……全くなかったと言っても言いすぎではない。
 セリオスは、普段の様子や、ルキアの話を総合して考えてみれば、言わずもがなだろう。自分やサンダースは言うまでもなく、カイルとも違う、冷静さが彼を包み込んでいる。
「……まぁ、確かに、セリオスには、そう言う話は、なんか似合わへんし、あんま聞かへんな」
「でしょ?」
 とタイガのぼやきに、我が意を得たりとの勢いでルキアは言葉を返し、そのまま自分が主導権を握ったまま言葉を続ける。
「だから、今みたいなことがあると、遂にセリオスも、って思っちゃうのよねぇ」
「んなもん、あの二人が呼び水になって、って事は有らへんやろ?」
「わっかんないわよぉ〜」
「判らへんって……何を根拠に、んないな事言うんや?」
「ラスクが居たから、ユリの魅力に気付いたのかも知れないんだし」
 と、瞳を輝かせてルキアは、三人の様子をまじまじと見つめている。その様子を見て、タイガには、呆れたように、
「そういうもん……なんかも知れへんな」
 とぼやくのが精一杯だった。

To be continued... -> 『作業#5』
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ダベリ

えーっと、セリオスの説教を別方向から見てみましょうな、今日のパート。
覗いてるのは、タイルキってことで。……なんのかんの言って、ルキアって、やじうま?

……ルキア使いに刺されそうだな。月のない夜に(滝汗)。

まぁ、なんです。女子陣に男子陣が引っ張り回されるのが、ふゆざきな二次創作の状況らしいです。ほんとそんな雰囲気になってるな。
まぁ、ユリルキの二人だから、こうできる、ってのもあるんだけどさ。でも、クララは、そんな感じじゃないし、アロエがそういう役回りをするには、ちょっと幼いし、マラリヤは……余り触れたくない……いろんな意味で怖いから(マラ様使いの五割方を敵に回したような気がする)。

四方八方に敵を作りながら、今日も話を書いてます(苦笑)。
ま、そんな感じで、今日はこれにて。続きは、また明日。