『皆の往く途・歩く途』#60

前日の「続き」に、リンクが張ってあったら、近いうちに更新するつもりが有るそうです。

……目安になるって事ですね。

えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう8つ目。……破竹の快進撃(号泣)。orz

んでは、本文。

星空#2

<-『星空#1』

「ラスクが、ユリのこと呼び捨てにしたって、後で報告しとくネ」
 俯いたラスクが、イヤに小さく見えてしまったからなのか、ヤンヤンは、彼を驚かす意味で、そんな言葉を投げかけた。
 え? と言う表情をラスクが見せると、その反応に満足したのか、
「冗談ネ」
 と、ほほえみかけると、ヤンヤンも立ち上がった。
「あれ?」
「あのままユリほっとくと、食いぶち減るかも知れないネ」
 トレイまで持ち出して、六つの取り皿相手に悪戦苦闘しているユリの姿を、ヤンヤンが示す。
「ここに、一回おいて、また行きそうな勢いだね……」
 遠巻きで見ているにもかかわらず、圧倒されそうな勢いの彼女を目にして、ラスクは引きつった笑顔で、ヤンヤンの言葉に応えていた。


「あ、ヤンヤン。もう来たんだ」
 自分と一緒に『お誕生日席』に座っていたはずのヤンヤンが、自分と同じように食事を取りに来たことに気付いたユリが、先手を打つように声をかけた。
「ユリ、ちょっと良いアルか?」
「キープが一段落してからで良い?」
 トレイと悪戦苦闘している彼女の返答に、ヤンヤンも思わず、『……どれだけ食べる気ネ?』と、呆れそうになったのだが、
「ラスクのことで聴きたいことが有るネ」
 と、疑問を解決することを優先した。
「後でも良いでしょ?」
「『ラスクを独りにすることは、そんなに不安』アルか?」
 後回しにしようとするユリの雰囲気が、彼女の放った言葉で、一変した。
「……これ置いてくるから、それまで待っててよ」
「そうやって、時間稼ぎするつもりアルか?」
 半目になって聞き返してくるヤンヤンに、ユリの方が気圧されてしまう。が、彼女が手にしているトレイに載っているもののことを考えると、どうしても気が散ってしまい、話をするどころの気分では無くなってしまう。
「そんなのじゃないって」
 と切り返すのだが、ヤンヤンには時間稼ぎに思われているのか表情に変化がなかった。
「まさかさ、私にトレイ持ったまま、話をしろって言うんじゃないでしょうね?」
 続いたユリの言葉に釣られるように、彼女と、彼女が手にしているトレイとの間で視線を往復させると、納得したようにヤンヤンも
「……いまいちしまらないアルね」
 と、ぼやくように答える。
「でしょ? だからさ、取り敢えず、これ、ラスクのところに持ってくまでは待っててくれない」
「そう言うことなら、仕方ないアル」
 我が意を得たり。そんな表情のユリに言葉に、ヤンヤンも納得する他無かった。

To be continued... -> 『星空#3』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

きょ、今日は、さすがに……焦った。色々な意味で。

と言うか、現在進行形で焦ってる最中だったりする。ので、誤変換・誤字脱字、意味の判んない羅列とかは、生暖かく見守ってくれたりすると、非常に有り難かったり。
けどさ……本当にすごいよなぁ……
いくら一コマだけとはいえさ、毎日毎日、物語の流れに沿った絵を描いていくってさ……


こんな感じで、今日のところは、ここまで。続きは、また明日。

美乃梨:
 こんな調子でも、半没にしたんだって。今日の話。
 それでも、20分で完成形まで持って行けるんだから、真面目に書けばいいのにねぇ?
ふゆざき:
 氏ね、言いますか?

間に合わなんだか(謎)。