またぐことにしたそうです。
その一方でろくでもないことも考えているそうです。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
ちょっとした話にするつもりだったのに、とうとう、藍様のシッポの本数と同じ九つ目。
こいつでカタをつける!……予定。(弱気だな、オイ)
んでは、本文。
行く途・歩く途#6
<-『行く途・歩く途#5』 どうしてタイガの替わりが必要になったのか。 このことへの回答が、先刻のアメリアの通達にあったことに、ヤンヤンは、気がついた。 ――なるほどネ…… クリスが、自分を指名して、ラスクから目を離すな、と言付けた、最後の理由に気がついたからなのか、ヤンヤンは一人で納得したように頷いていた。 「手の掛かる弟を私に押しつける気になったって事ネ」 「ヤンヤン、どうかしたの?」 ぼやくようなヤンヤンの呟きに、ルキアは、疑問符を浮かべてしまう。 「なんでもないヨ。こっちの事ネ」 と、ルキアに問いかけられるとは予想もしていなかったヤンヤンは、焦りながら、取り繕うような言葉を投げ返してみるのだが、 「けどさ、アメリア先生もあんまりだと思わない?」 まるで渡りに船と言いたげに、ルキアがアメリアの決定に不平を漏らし始める。 「先生には先生の考えがあるって事ヨ? 補習できるとも、言ってたから、思いつめること無いヨ」 「達観してるなぁ……」 楽天的なのか、そうでないのか、判断しづらいヤンヤンの返答に、ルキアは、思ったままを口にする。すると、その言葉を深読みしたのか、ヤンヤンが、次のように問いかける。 「けど、タイガが地上教練に進めないことが、不安アルか?」 「別に、そういうわけじゃないんだけどさぁ」 含みを持たせるようなルキアの返答に、ヤンヤンは、カマをかけてみることにした。 「ユリに、やきもち妬いたアルか?」 「ちょっ!? な、なんで、私がユリにヤキモチなんか妬くのよ!」 「あ゛、ユリじゃなくて、ラスクだったアルか」 「な?!」 ヤンヤンが繰り出した名前の意味に気がついたからなのか、ルキアの焦りは、より大きなモノになっていた。 「地上教練って事になったら、タイガに待っててもらうこと出来なくなるアルネ」 「そ、そ、そんなんじゃないって言ってんじゃない」 あわてふためくルキアを見て、ヤンヤンは、 「けど、安心するよろし。タイガには言わないヨ」 とルキアに告げると、 「だから、そんなんじゃないって言ってるじゃない! 冬至祭の時、タイガにサポートしてもらってたから、申し訳ないな、って思ったからで、」 との一方的なルキアの弁明が続いたのだが、ヤンヤンには、そんな彼女の弁明に興味はなく、その隙に教室を出て行こうとする。 ヤンヤンが、教室を出て行こうとしたことに気がついたのか、ルキアが、彼女の背中に、 「って、ヤンヤン、何処行くのよ?」 質問を投げかけると、ヤンヤンは、 「クリスのところに行ってくるネ」 と答えたあと、つぶやくようにぼやいていた。 「それなりに払って貰わなきゃ、割り合わないネ」 To be continued... -> 『行く途・歩く途#7』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
ぱーと9の#9の七七話目で終わったら、綺麗かなぁ、って考えただけ。
手元でも、七六話目の作業中……ちゃっちゃか済ませたいんだけど……
どれだけ作業時間を取れるかがポイントになるんだろうなぁ。
ん〜……じゃ、ま。今日は、こんなところで。続きは、また明日。
かけるぜ、ラストスパート*1。
*1:ラスクスパートと書きそうになったのは内緒