……固まったマシン、放置してたら、復帰しないんでやんの。orz
おかげで、書きためといた分が消し飛んだ……⊂⌒~⊃。Д。)⊃
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
現在、ようやく大詰めな、パート・その七でございます。
んでは、本文。
祝宴#4
<-『祝宴#3』 「「お待たせ!」」 ユリたちのやりとりを見聞きしていたわけでもないのだろうが、まるで何処かで見ていたのではないか、と言いたくなるようなタイミングの良さで、ラスクとアロエの二人が、ユリたちの前に姿を現した。 「まだ始めてないでしょうね?」 といぶかしむようにユリが訊ねると、ラスクは確かめるようにアロエに視線を向ける。と、彼の反応を予想していたのか、アロエも頷いて答えた。それがきっかけとなったのか、 「まだ始まってないよ」 との言葉で、ラスクがユリに答え、彼女に主導権を取らせまいとしたのか、 「ルキアさんが言うには、二人が来ないと始まらないんだって」 アロエが言葉を補う。 「だから、ヤンヤンさんも、ね。行こ?」 ユリをエスコートするのは自分ではないと言いたげに、アロエはヤンヤンの手を取ると、臨時会場への姿を改めた教室に歩き始める。 「別に案内してもらうほどのことでもないネ」 と口では言っているが、アロエの行いを無にするのは、礼儀違反と思ったのか、ヤンヤンはアロエを邪険にはしていない。 そんな二人の様子を見ていたからなのか、ユリがラスクに手を差し出した。 「え? あ、の、えーっと……」 突然の彼女の行動に、ラスクが戸惑っていると、そんなラスクの様子に不満を感じたのだろう。 「こう言うときは、ラスクが私の手を取ってくれなきゃダメじゃない」 口調と表情には、ご機嫌斜め、との色が強く表れている。そんな彼女の様子に、ますます、自分の取るべき行動というモノが見えなくなってしまっているのか、うろたえるラスクに、ユリが囁きかけた。 「アロエちゃんだって気を使ってくれてるんだから」 その言葉だけで充分だったのか、ラスクがユリに向かって手を差し出した。 「それじゃ、改めて」 それでいいの、と言いたげに、差し出されたラスクの手に、ユリが手を乗せる。 「なんか、変だね」 普段なら、全く考えつかない自分たちの様子に、居心地が悪そうにラスクがつぶやく。と、ユリも、同じようなことを考えていたのか、 「先に言わないの」 と微笑みながら、彼女は応えていた。 アロエたちの後に続くように教室に入ったユリの目に、自分たち四人を遠巻きにする皆の姿が目に入る。 どういう事なんだろう、とユリがいぶかしんでいると、その隙を突くように、ラスクがエスコートのために、取っていた手をほどいて、彼女と、取り巻いている十四人の間に向かって行く。 それは、アロエの方も同様だったのか、何が起こっているのか理解できない、との表情でヤンヤンが佇んでいる。 「ちょっと、ラス……」 ユリが言葉を言い終えるかどうか、と言うタイミングで、ラスクは袖口に潜ませておいたクラッカーを取り出した。 To be continued... -> 『祝宴#5』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。