なんのかんので、きっちり当日には上げられる分量を準備しているあたりが……また、なんとも。
って言ったところでさ、自転車操業・綱渡りって状況に変化はないわけよ。
……(。´・ω・。)
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
で、このパートは、10/20から。
んでは、本文をば、どぞ。
Report from Lask to Taiga #5
<- 『Report from Lask to Taiga #4』 「どうしてそうなんのよ?」 無言のままでは、何を言い出されるか判ったものではないので、暴走を封じ、時間を稼ぐ目的で、ユリはルキアに根拠を問うた。 「だってさ、ラスクとユリのタッパ考えたら、ラスクに見えるわけ無いじゃない」 「私が椅子に座ってるとか、そういう考えは出てこないの?」 ルキアの根拠が、理に適っているうえ、的確に事実を抉っているために、なんとか、その興味を逸らそうと努力してみるのだが、 「別に、答えたくないなら、答えなくても良いんだよ? アロエちゃんと二人でラスクを揺さぶるだけだから」 との言葉に、ユリも半分諦めの境地に達してしまった。 「もー…… 想像ついてるんだったら、聞くことないじゃない……」 「で、どっち? どっちが誘ったの?」 「誘ったのは……私だけど……思い切ったのは……」 「ラスクがって部分にダウト」 ユリが言葉にする前に、続けるだろう言葉を先んじて封じた。続けようと思っていた言葉を封殺されてしまい、ユリとしてはどう繋ぐべきなのか思案に暮れてしまう。 「確かに、あの子も、思い切りは良い方だと思うけどさ……ユリと居るときだと、結構任せてるところあるよね?」 主導権は渡さない、と言う意思表示でもないのだろうがルキアは、冷静にさせまいとして二人の力関係を問いただす。 「そこまで判ってるんだったら、聞くまでもないでしょ?」 「つまんないなー」 「何を期待してたのよ?」 「あんな情熱的なキスができる二人なんだから、やっぱ、押し倒されるとか、押し倒すとか、そんな話」 「あの時、真っ赤な顔して、アロエちゃんの顔隠してたの何処の誰よ!」 ルキアの言葉にユリは、猛然とくってかかるのだが、 「あれは、あんたたちが、あんなこと始めたからでしょ!」 あっさりと、ルキアに論破され、反論の糸口を見失ってしまった。そんな様子のユリを見て、肩をすくめて溜息を漏らす。 「でも、さ。私たちじゃ、あの子の笑顔、引っ張り出せなかったんだよね」 「気になるもの、なの?」 予想外と言えば、予想外のルキアの言葉に、ユリは戸惑いながらも問いかけていた。 「やっぱりね…… 確かに、私たちってさ、ライバルみたいなところはあるかも知れないけど、それってトーナメントやカーニバル、明日から始まるフェスタに限った話じゃない?」 「言われてみれば……」 「縁在って同じアメリア先生から教わる仲間になったんだもの。サンダースみたいに、こーんなしかめっ面してたり、落ち込んだ顔してるよりも、笑っていたいじゃない?」 同調したユリの目の前で、百面相よろしく表情をコロコロと変えていく。そんな彼女の様子を見て、ユリは、彼女の言葉の中にあった『仲間』と言う響きに、裏表が無いことを直感した。 「でもさ、だからといって、私たちの事、いろいろ聞き出そうとする必要ないじゃない」 「ユリさーん、ソレとコレとは別問題ですよ」 恋に恋する年頃だからか、それとも、耳年増な一面が顔を覗かせているのか、チェシャキャットのような笑みを浮かべると、ルキアは、ユリの遠回しな、自分たちの進展を聞くな、との発言に応えていた。 To be continued... -> 『Report from Lask to Taiga #6』
ダベリ
……矛盾、してない……よな? ルキアの立ち位置。『境界線』の時と。
クリスは、ルキアのことをアンテナにしてる、って設定にしたけど、それと、今ルキアに対して持ってるクラスのムードメーカーとしての位置づけは両立できると思うんだけど……っと。
それだったら、どうしてもっと早くラスクのことを気遣わなかったのか、って事になってきそうだけど、アロエが居るからね。あのクラスには。それに、性別の違いもあって、男子に任せとけば、って思ってたら、思いの外、距離ができてしまっていたと。
何ネタバラシしてんでしょ(笑)。
さてと……明日の分にとっかからないと。ストック、マジで無くなってるんでね。
んでは、今日の戯言はここまで。続きは、また明日。