今日は……8時頃まで家に居ない方が良さげ。

なんつうかさ、後書きを考えるのに必死すぎて、こっちを考えるのが疎かになってるのな(汗)。
それはそれで、ふゆざきくおりてぃ。……って、良くないだろ、それ(汗)。
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
で、このパートは、10/20から。
んでは、本文をば、どぞ。

Report from Lask to Taiga #3

<- 『Report from Lask to Taiga #2』

「で、ユリを驚かすことはできたんか?」
 ラスクの反論を、ぴしゃりと封じたタイガは、そのまま、今回のような行動にでた目的を果たせたのかどうかを問いかけていた。
「できなかった……」
 との呟きを聴いて、タイガはその場を離れたことを悔やんだ。
「ユリに聴かれたんか?」
 と、タイガが問いかけると、ラスクは頭を振って言葉を続けた。
「違うんだ…… つい、カテ3の話しちゃって」
「それで、感付かれた、ってワケかいな」
 ラスクの言葉で、納得したのか、呆れたような口調でタイガが応える。
「お前ら、本当に、ここ一番に弱いな」
「自分で言わなきゃ、ゆるさない、って言われたし……」
「すまんな、あんな奴で」
 とのタイガの謝罪に、ラスクは頭を振る。
「ううん。ぼくが心配かけたのは、事実だから」
「そんなら、両成敗、って事でええか?」
「そう、だね」
 両成敗との決着に、納得しきれないものがあったのか、ためらいがちではあったが、受け入れるようにラスクはつぶやいた。その呟きを聞いて安心したのか、
「けど、ま……よう頑張ったな」
 と立ち上がりながら、タイガが労いの言葉をかける。言葉だけではない、態度でも表したのか、ラスクの頭を撫でながら。
「お疲れさん。後、一回やな」
 確かめるようなタイガの言葉に、ラスクは自分たちがいよいよ来るところまで来たことを再確認していた。


「何の話してんのかな?」
 魔導士昇格当日の二人に、水を差すこともないのに、と言いたげな表情で、ルキアがユリに問いかける。が、ユリはユリで、そんなルキアの態度に応じるでもなく、自分の席に腰掛けると、二人の居るだろう方向をじっと見つめていた。
「さぁ?」
「『さぁ?』って……随分余裕あるじゃない」
「あの二人、ああやって、ちょくちょく私にはできない話とかしてるみたいだから」
「ちょくちょくって……頭に来ないの?」
「べっつにー」
 ルキアにとしては、同調するような返答を期待していたのに、それを真っ向から裏切るような彼女の言葉に、きょとんとしてしまった。
「なら聞くけどさ、ルキアが私の立場の時に、ラスクに、言い出しにくいことは無いって言いきれる?」
 きょとんとしたルキアの態度が納得できなかったのか、ユリは、そんな質問をルキアに投げかけていた。
「あ…… まぁ、そりゃ、無いとは言いきれないけど」
「でしょ?」
「けどさ」「それに、タイガって形(なり)はあんなんだけど、面倒見が良いから」
 自分の反問に対して、食い付いてこようとしているルキアの言葉を遮るように、自分のタイガ評を、ユリは口にしていた。
「それは、言われなくても判るんだけどね」
 と、答えながら、ルキアは、ユリを揺さぶれそうな別の質問を用意することにした。

To be continued... -> 『Report from Lask to Taiga #4』

ダベリ

ラスタイ方面は、一段落。で、場面をユリルキに変えてみたり。
けど、ここのルキアってさ……笑って済ませられるレベルとは言え、結構狡猾だよね(汗)。
『こんなに、搦め手の使えるルキアは、ルキアじゃない』と評されてそう。まぁ、見方を変えて、人の色恋沙汰には鼻がきくけど、自分に向いてるのには、鈍感、ってやり口もあるけどね。これはこれで、ステレオタイプだけど。

さりとて。昨日、「異様に長丁場になってるな」って見出しタイトルつけたけど、実際に数えてみたのさね。1日経過するのに、どれぐらいの話数をかけていたのか。
境界線の時が、33話(Break the Wall 1st〜幕間#3・私が一番聞きたい話)だから、それほど長いってわけでもない感じがしてきた。今やってる『最後の境界を目指して』の作中での2日目(つまり、昇格当日)が、これで25話目。しかも、未だに先が見えていないと来てる…… orz
一応ストックとしては、あと1話分あるんだけどさ。場面転換しちゃってるから、パートタイトルとは、全然違う二人になっているという問題点が。
……こう言うのを羊頭狗肉って言うんだろうなぁ、とかなんとか。

ま、こんな感じで、今日の戯言は終了。続きは、また明日ってことで。