最初は浮かばなかったのよ? でもね。ちょっと考えてたら、浮かんできた。

アメリア:
 ちょっと、タイガ君。いつになったら、トーナメントに顔を出すのよ?
タイガ:
 そんなこと言われても、なぁ。
 どうしても顔出さないかんの?
アメリア:
 どうしても。と言うかね、あなたぐらいなのよ。修練生なの。
 別にね、出たくないのなら、出ないでも構わないのよ。編入当日から、百八十日以内に、トーナメントに出るか、フェスタに出てくれないようなら、退学……というか、放校処分とするだけだから。
タイガ:
 ちょ、先生!
 それは、困る! それだけは堪忍して。この通りや!
アメリア:
 だったら、もうすぐ始まるフェスタか、トーナメントに参加してくれる?
タイガ:
 それのどっちかに参加したら、ええんやな?
アメリア:
 そしたら、また百八十日間の猶予が与えられるから。でも、私としては、魔術士にはなって欲しいところなのよね。

ってなやりとりがあったとか、無かったとか。ちゃんちゃん。