去年から手を付けていなかった最後の宿題。中。

ひらがなで書いてる時点で、シリアスさ加減が感じられませんね。
……その方向で書いてますもの。(ぉぃ

うしろのカイル・らすとぴーす#2

 第一セット。ダイア・ワーズ。トップ通過。
 第二セット。アメジスト・ソート*1。四位通過。
 第三セット。アクアマリン・フォート。六位敗退。

アメリア:
 残念だったわね。
 ただねぇ、タイガ君。
タイガ:
 なんですの?
アメリア:
 どうして、こっちの方が成績がいいのかしらね。さっきの一戦の合計撃破点は、二百二十九点。今回は、第三セット敗退で、二百二十七点って。
タイガ:
 せ、せんせ。そないな事は忘れましょ。その方が、互いの平和にもええやろうし。
――アメリア、タイガの言葉に思うところがあったのか、含みを保たせるように頷いた。
タイガ:
 そうそう。今日は、カイルの奴が、とっとと昇格決めてこいみたいなこと言うてたんで、もう一戦、やらしてもろてええかな?
アメリア:
 まぁ、タイガ君がそう言う気持ちなんだったら、私は止めないけど?
タイガ:
 助かりますわー
アメリア:
 ンじゃ、とっとと済ませてきてね。
タイガ:
 んな言い方せんでも……
アメリア:
 何か不満でもあるの?
タイガ:orz
 いえ、ありません……

三戦目。
 第一セット。エメラルド・コロニー*2。六位通過。
 第二セット。アメジスト・フォート。六位通過。
 第三セット。ルビー・ワーズ。四位通過。
 コロセウム。アクアマリン・ソート。エメラルド・ソート。アメジスト・ワーズ。トパーズ・ソリッド。シルバーメダル獲得。
――コロセウムから、ゆっくりと戻ってきたタイガに。
アメリア:
 そうだ、タイガ君。
タイガ:
 なんですの?
アメリア:
 カイル君に、お疲れ様って伝言頼まれてくれる?
――とのアメリアの言葉を聞いて、タイガの目が光る。
タイガ:
 それって、上級になれたってこと?
アメリア:
 ま、そういう事ね。
タイガ:
 これで、あいつらから、解放されるー!
アメリア:
 ……なんだったら、もうしばらく、カイル君についてもらう?
タイガ:――顔面蒼白
 そ、それだけは、堪忍したってください!
――両手を合わせて頼み込むようなタイガに、アメリアも溜息一つ。
アメリア:
 ……少なくともさ、タイガ君も編入試験はパスしてるんだから、どうして、真面目に出なかったの?
タイガ:
 もう言うてあるやないですか。二人とは直接当たりとうなかった、って。
アメリア:
 直接当たったからってどうこうなるような関係なの? あなたたちって。
タイガ:
 気分の問題ですわ、気分の。
 でも、せんせ。これでええんでしょ? ストレートで検定クリアしたんやから。
アメリア:
 ……本当は、賢者を目指して欲しいところなんだけど。
タイガ:
 想像できます? 俺が賢者服着てるとこ?
アメリア:
 ……ちょっと、微妙な感じね。
タイガ:
 でしょ? ほいじゃ、今日は帰りますわ。
アメリア:
 お疲れ様。
アメリア:――ムルジムにしようかと思ったけど、トゥレイスの方が似合ってるわね。

QMA4の稼動開始を考えると、捏造する他なさげ(苦笑)。
って、何処まで付き合うのか、考える必要有りそうだなぁ。
えーっと、こっちは、明日で終わり。あっさり終わる話だね。ま、真面目に書いてないってのもあるんだけど。……いや、さすがに、二本同時は無理だから、勘弁してやってください。

*1:学問・並べ替えの意

*2:芸能・連想の意