やわらか戦車と言い、くわがたツマミと言い……
なんてシュールなんだ。特に、くわがたツマミに登場する、じょしちゃん。
退却魂な顔してる癖にッ! なんて強いんだッ!
いや、生還率が異様に高いやわらか戦車顔だからこそ、って話もあるかもしれんが。
音速遅すぎ?
低音速なのが、ふゆざきクオリティなのですよ?
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
気がつきゃ、5つ目になってしまっている今日この頃。
んでは、本文。
当日#9
<-『当日#8』 自分たちの部屋に戻っていく二人の背中を見送った彼の視界の端に、カーテンを引いて廊下からは、中の様子をうかがえなくしているルキアの姿が入った。 そんな彼女の様子を見ていると、どうして、執拗なまでに、ユリとヤンヤンを遠ざけようとしているのか、なんとなく読めてくる。 「まぁ、そう言うことになってくるわな」 そんなタイガの呟きが空気に溶けた頃、扉を開いてルキアがタイガに呼びかけた。 「ユリ、戻ってきた?」 背中からのルキアの呼びかけに、タイガもすぐさま、切り返した。 「いや、未だ戻ってきてないけどな」 「そう……ならさ、戻ってきたら」 「『賢者服に着替えてこい』、とちゃうんか?」 ルキアの言葉を待たずに、タイガが先回りするように聞き返す。のだが、その言葉だけでは、納得できなかったのだろう。 「大筋はそれで良いんだけど、」 と、「満点じゃない」との口調で答える。すると、タイガの方も、自分の言葉が、相手を満足させる回答じゃなかったことを予想できていたのか、 「ユリには、ラスクを拾ってから、着替えて購買で待っとれ、って伝えとけばええんやろ?」 と言葉を補ってルキアに聞き返した。 「うん。そう言うこと。それじゃ、任せたから」 この場にいない三人への、ルキアからの言伝を受け取った後、タイガは、手持ち無沙汰で、そこに佇んでいた。 ラスクたちが購買に移動しているのを見届けた以上、ユリが戻ってくるのを待つ必要があったからだ。 「アロエちゃんらとかち合ってくれると、俺が説明する必要も省けてええんやけどなぁ……」 教室への扉の前で、ぼやきながら佇んでいたタイガの耳に飛び込んできたのは、 「あれ? タイガ、何やってんの?」 との驚いたようなユリの声だった。 「ん? 戻ってきたか」 と、タイガが声の聞こえた方に、首を巡らせると、軽量素材製のボトルの注ぎ口が幾つか覗いている鞄を背負ったユリの姿がそこにあった。 「……なんや、ゴッツい量やな」 限界まで詰め込んでいるのか、はち切れそうになっている鞄の様子と、それを軽々と背負っている彼女の様子を見て、タイガ自身も、思わず圧倒されそうになる。 「それよりさ、こんなところでどうしてたのよ?」 「ルキアから伝言頼まれてん。それでな」 とのタイガの返答に、「ふーん」と肯くように答えたユリだったが、居るはずの人物が二人いないことに気がついたのだろう。 「アロエちゃんたちは?」 と、タイガに問いかける。 「ま、ルキアの伝言は、二人が居らへんことに関係しとるんやけどな」 To be continued... -> 『当日#10』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
えーっと、ラスクの誕生日まで、あと2週間?
それまでに終わるかどうかって事になると……無理、絶対(断言すんな)。
んじゃ、ま、開き直るって方向性で行きますか。(マテ
今日のところは、こんな感じで。続きは、また明日。