さてと……再開二日目。再開した途端に、カウンタの廻りが落ち着くのは……なんというか。ヘッダに書いてあるんだからさ、そこも見ようよぅ。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。おさらいは……後で考える。けど、そんなに数多くならない予定だから。でも、欲しいって人が居たら、拍手にコメント投げてせっつくよろし。
さてと、昨日からブロック、というか、パート変わってます。
んでは、本文。
予兆#2
<-『予兆#1』 壁の向こうからは、いつものように、撃破することを諦め、対戦相手を笑わせることを選んだ生徒たちの偽詠唱が聞こえてくる。 「皆が入れそうな空き部屋は、どっかにないか、ですって?」 アメリアは、二人連れでやってきた赤い髪の少女の方に向かって、問い返す。と、問いかけられた少女の方も、当然と言いたげに頷くと、 「全員がノンストップで最初の昇格検定をクリアできたんだし」 と、今回の訪れた目的の一端を口にする。 「って、皆が賢徒になれるとは思ってないんだ」 教え子が、『最初』と付け加えて言葉を返したことに、アメリアも、ちょっと意地の悪い問い返しをしてしまう。 「先生も判ってるんじゃないんですか? タイガが、これ以上昇格するつもりがあるのか無いのか怪しいって」 との返答に、アメリアの方も、思わず頬杖をして、 「確かにねぇ。エラキスちゃんの言うとおりなのよ」 とぼやくように答えてしまう。と、そのぼやきを受ける格好になったルキアの方が、戸惑ったような間を作ってしまった。 現在、彼女と共にいるのは、――妹代わりをして貰っていると言うべきか、それとも、自分が姉代わりをつとめていると言うべきか、と言う立場の――アロエと、彼女の師匠とも言いかえることが出来るアメリアの二人だけ。しかも、今居る場所は、トーナメントへのエントリーを行う待合い室ではなく、その脇に設けられている、教導員用の控え室。公、というよりは、私的な意味合いの強い場所だ。それなら、別段、本名でもあるルキア、と言う呼び名でも構わないのに、と思い至ったところで、納得したように小さく、ルキアは頷いていた。 ――アロエちゃんが居るから、先生、賢者号で呼んだんだ。 と。戸惑いが解消されてしまえば、続くぼやきもすんなりと、耳に入ってくる。おかげで、ルキアは、引きつったような笑顔で答えるしかできなかった。 「どのみち、検定が関ってくるのは、あと二回。魔術士が、大魔導士になるときと、大魔導士が賢徒になるとき、だけなんだから」 溜息をつくアメリアに、ルキアの方も、確認するように問い返した。 「で、部屋、押さえられそうなんですか?」 「部屋を押さえたいって言うのは良いんだけど、何時ぐらいから使いたいの?」 「そりゃ、やっぱり夜!」 「そう言うことなら、寮監督も兼ねてるフランシス先生たちも許してくれると思うんだけど」 と何かを考えるような素振りを見せるのだが、彼女が部屋を使いたいと申し出てきた理由をはっきりさせることが出来なかったのか、 「今頃って、何かあったっけ?」 と聞き返してしまう。 「もうすぐ、冬至ですよ」 とのルキアの返答に、 「あ゛ー……そっか。もう、そんな時期なんだ」 失念していたように、アメリアが言葉を繋ぐ。そんな彼女の様子に、ルキアの方も、「忘れていたんですか?」と聞き返そうとするのだが、それに先んじるように、アメリアが問いかける。 「でもさ、エラキスちゃん?」 「?」 「本当に、全員出席にできるの?」 とのアメリアの質問に、ルキアも、 「そのつもりです」 とキッパリ言い返していた。 To be continued... -> 『予兆#3』
ダベリ
ドライバ回りの情報あたっていたら、あっという間に30分ですよ?
……誰もそんな話は期待してませんな。
さてさて。冬至祭(とうじさい)とか言う単語が飛び交っていやがりますが、早えー話、クリスマスパーティーって奴ですな。これは。
もともとさ、クリスマス自体が、冬至明けを意味する祭りが変形して、って説もあるもんだから、それを採用して、そっからの変形でね。正体の見えないバレンタインやら、ホワイトデーをネタにしていながら、クリスマスはこういう形でお茶濁しかい、って声も聞こえてきそうだけど、良いじゃん。こういう扱い方したってさ。
えーっと……この場には、一応、アロエが居ることになっているんだけど……居ても居なくても変わらないってとんでもないオチになりそうな予感……(汗)
とは言え、ここの戯言を見に来る人らには、関係ない……かな。大元のカップリング自体が、特殊だからねぇ。
ま、今日のところは、こんな感じで。続きは、また明日。