またですよ。また、文章出てこなくて泣きを見てますよ? orz
ってさ、記録データを少なくしすぎた自分が全て悪いんだけどさ……
けど……この先、QMAでの二次創作やるかどうか怪しいのに、戦績メモ取って、どうするつもりなんだろ、俺……
スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
このセクションは、三が日の最終日、1/3から。ま、アメリア先生と「ラスクの姉」の茶飲み話が終わったんで、セクションを切り替えたんだけどさ。
ところで、第1話へのリンクって……必要?
では、本文。
To the BORDER, It is 1 step more.#3
<- 『To the BORDER, It is 1 step more.#2』 「悔しいことを、悔しいと言えるようになったのなら、充分な進歩ね」 とラスクの成長を見て取ったのか、嬉しそうにアメリアが言葉をかける。 「だって……ユリ、さん。ゴールド獲ってるし」 「それもあったんだ」 どうしてゴールドメダルにこだわっているのか、その理由を垣間見たような気がして、アメリアは、ほっとした。 「確かに、ラスク君は、ユリちゃんに比べると随分苦ろ」「先生」 珍しく、ラスクが自分の言葉を遮るように言葉を投げかけてきたので、アメリアも、それに応じることにした。 「なに?」 「ぼく、ユリさんに、相応しい魔導士になれてますか?」 突拍子のない質問に、アメリアの方も、こう答えるのが精一杯だった。 「どうしたの? 突然」 自分の言葉が足らなかったことに気がついたのか、ラスクも、そう思うに至った考えを口にする。 「だって、一級に上がるまでペガサスでメダル獲れなかったし。年だって、離れてるし」 九十六戦を数えるまで、ペガサスでのメダルに縁が無かったことと、自分が飛び級で、アカデミーにいることを引き合いに出して、不安を口にしたラスクに、アメリアは、こう答えるしかなかった。 「申し訳ないけど、それには私は答えられないな」 第三者からの意見がすぐに戻ってくると思っていたラスクには、アメリアの返答は、予想外のものだった。だからこそ、小さな驚きが、口をついて漏れてしまう。 その様子から、自分がそう答えた理由を説明するべきだと気付いたのか、アメリアは、 「だって、そう言うことで一番大事なのは、ユリちゃんが決めることであって、私たちが決めるようなことじゃないから」 と言葉を補ったのだが、その事で、言わんとしていたことが伝わったのか、ラスクが不満そうな表情を浮かべている。不満そうなラスクを見て、溜息を一つ付くと、アメリアは、思ったままを口にした。 「……私の目には、ラスク君たちふたりは、互いに相応しい魔導士になれてると思うわよ? ラスク君は、ペガサスでコンプリートを決めたことがあるんだし、ユリちゃんは、賢者を押しのけて、ペガサスで優勝したことがある」 と確かめるように、ふたりの戦績を口にする。すると、ラスクの方も、アメリアの言葉の意味を理解したのか、確かめるような彼女の言葉に、頷いて答える。 「その事を尊重するから、お互いが、お互いを目標に出来るんじゃない?」 「そう、なんですか?」 アメリアの問いかけに、自信を持てなかったのか、確かめるような問いかけで、ラスクが答える。そんなラスクの様子に、アメリアも、 「それに、ラスク君の様子を見てたら、ユリちゃんじゃなきゃダメなんだろうな、ってところ、いろいろ見えてくるしね」 柔らかい笑顔で、アメリアはラスクの問いかけに答えていた。 To be continued... -> 『To the BORDER, It is 1 step more.#4』
ダベリ
今更、説明する必要はないと思うけど、改行せずに、カギ括弧が入ったら、途中で口を挟んだって意味だから。
さてと。メダル授与の場面で、不安を感じたラスクの確認、ってところですな。
その不安というのも、自分には、どうしてもできずにいた、ペガサスでの優勝やメダルの獲得を、ユリが成し遂げていたために、本当に、彼女に相応しい実力を持っているのだろうか? って。
さてと。これで、一応、公式設定の中で利用しやすい要素は、一通り利用できていると思うんだけど……それが受け手には、どう捉えられているのかは……判んないさね。おいらには。
さて、今日のところはここまで。続きは、また明日。
ヤバいなぁ……自転車操業だけは、避けるようにしないと。