96戦目の初メダルは……

アメリア:
 はい、フラワーメダル。
ラスク:
 できれば、優勝したかったけど……
アメリア:
 満足してないんだ?
ラスク:頷く。
アメリア:
 いい傾向、かな。だとしたら。
 でも、ユリちゃんとは違って、随分苦労したわね。
ラスク:
 先生、
アメリア:
 何?
ラスク:
 ぼく、ユリさんに、相応しい魔導士になれてますか?
アメリア:
 どうしたの? 突然。
ラスク:
 だって、一級に上がるまでペガサスでメダル獲れなかったし。
 年だって、離れてるし。
アメリア:
 申し訳ないけど、それには私は答えられないな。
ラスク:
 え?
アメリア:
 だって、そう言うことで一番大事なのは、ラスク君の場合なら、ユリちゃんか。
 ユリちゃんが決めることであって、私たちが決める事じゃないもの。

――ラスク、アメリアの言葉に不満そう。

アメリア:
 でもね、ラスク君。
ラスク:
 はい。
アメリア:
 私は、あなたたちが互いに相応しい魔導士になれてると、思うんだけどね。
 まだ、ユリちゃんも決めてない、コンプリートを決めてるじゃない。それも、ペガサスで。
 だから、ね。胸を張って、このメダルを受け取りなさい。
ラスク:
 はい。
アメリア:
 で、どうする? もう一回、出る?

と、こっから先は……下手に書くと捏造になるんで、とりあえずここまでってことで。
なんせ、実際のプレイ順はさ、ティル→メル×2→ティル×2って流れなもんでね。