『境界越しの約束〜ぼくも行くから、そこで待ってて』のおさらい

Part1『術(すべ)と導(しるべ)との境界線』(8/7〜8/11 全五回)

季節は夏にさしかかろうとするある日のこと。上級一級との実力を認められたユリは、自分が昇格査定にさしかかっていることをクラスの皆には告げないようにと、アメリアに頼み込む。
それから数日経った朝のHRで、アメリアがユリに言葉をかけたことに、何かしらの秘密があると嗅ぎつけたルキアから、ユリはラスクを伴って逃げるように教室を後にした。
その日のトーナメントでは、優勝で昇格を飾ることはできなかったモノの、ドラゴンメダルと共に、アメジスト、アクアマリンのカテゴリー3のメダリオンを渡されて、自分が昇格したことをユリは理解した。

Part2『術と導とに別れた二人』(8/14〜8/17 全四回)

昇格を決めた当日。ユリは、久しぶりにラスクの部屋に泊まることにした。
とは言え、アメリアから言われていた、『自分の言葉で昇格したことを伝えること』との命題に関しては、結局達成することができず、意匠が変化したバッヂ*1をラスクに見せるという形で、昇格した旨を伝えるしかできなかった。
ラスクの口から「昇格したんだ」との言葉が漏れたとき、ただ抱きしめて謝罪するしかできなかった彼女に、彼は、ひとつの約束を提案した。

Part3『魔(大いなる力)を導く士(もの)として』(8/18〜8/25 全六回)

二人が、HRを欠席していることに、なんらかの違和感を覚えたタイガは、レオンから、ラスクが昇格の度に向かうという『賢徒の碑』の場所を聞き出し、そこに向かうことにした。
それに先んじること数分。賢徒の碑に、自分の立場を報告するつもりで、ユリは、ラスクに案内を頼む。別れ際に、ラスクの両親のフルネームを聴こうとするが、ラスクは、そのまま答えることをせずに、耳打ちすることで答えた。
報告するべき名前を、ラスクから聞いたユリは、その名前をなぞった後、碑に向かって自分の立場とラスクの状況などを手短に報告し、帰路についた。

Part4『境界越しの約束』(8/26のみ)

一話だけなので、その目でご確認ください。

*1:この時点でのラスクのバッヂは、上級を意味するユニコーンヘッド。ユリのバッヂは、魔導士を意味するペガサスシルエットに変化している