珍しく、三連発。

タイガの場合

タイガ:
 せんせ、せんせ、せんせ! どうよ、どうよ?
アメリア:
 はいはい、判ったから。落ち着いて。
 でも……まさか、タイガ君の方が、ユリちゃんより先に、コンプリート決めるとはねぇ……
タイガ:
 そりゃ、あの二人と居る時間長いから当然のこととちゃう?
アメリア:
 この調子で、出続けてくれると……言うこと無いのに。
タイガ:
 んなこと言うても、あの二人とは、直接当たらんようにしとかんと。
アメリア:
 ……って事は何? 第3セットの大崩れは、そんな気遣いから?
タイガ:
 イヤ、あれは、気遣いする以前の問題。って、先生かて見てたでしょ?
 あのセット、トップでも3体やないっすか!
アメリア:
 まぁ、タイガ君の言い分に間違いはないわね……
 あのセット、もう少し取れてたら、中級昇格を認めてあげられたんだけど……
 ま、しかたないか。
タイガ:
 せんせ、何言うてるのか、判ってます?
アメリア:
 二人が、キング所属になるまでは、出てくれないんでしょうね……
タイガ:
 よ〜わかっとるやないですか。

一番最初の部分はさ、嬉しくて仕方ない大型犬がさ、アルファ個体というか、主人に突っ込んでいくような様子を想像してもらえると良いかなぁ、とか。
……ってさ、戯言での格好良さ、全然ねーな(苦笑)。

ユリの場合

ユリ:
 えー? 私だけじゃない。コンプリートやってないの……
ラスク:
 でも、ペガサスでゴールド持ってるの、ユリだけだよ?
ユリ:
 そうは言うけど、ラスクだって、ペガサスでコンプリートやってるでしょ?
ラスク:
 あの時は、恵まれてたから。
ユリ:
 私だけじゃない。コンプリートの経験がないのって……
ラスク:
 シーケンスを満点合格したんでしょ? それでも凄いと思うけど。
ユリ:
 む〜……
ラスク:
 それに、さ。ユリの方が、ペガサスでのメダル多いでしょ?
 ぼくは、まだ、一枚だけだよ?
ユリ:
 あんまり言ってると、その口塞ぐよ?
ラスク:
 ……
 ぃぃょ。
ユリ:
 ば、ばか!

――しばらくして。

タイガ:
 ユリ〜 コンプリート決めt……

――腰の入った肘打ちが、タイガのみぞおちに襲いかかる。

タイガ:
 はぐぅ!?
ユリ:
 ふんっ!
ラスク:
 ……大丈夫? タイガさん?

でさ、今日も……ブロンズが1枚増えるわけですよ*1

ラスクの場合

タイガ:
 ……お前、アレはないやろ?
 いくら機嫌悪かった言うても……
ユリ:
 タイガが悪いんじゃない。人の神経逆撫でするようなこと言うから。
タイガ:
 ん? このトーナメント、ラスクが参加しと……
 なぁ……全員、穴埋めに化ける事って有るんか?
ユリ:
 たまにね……
タイガ:
 アレじゃ、ゴールド取れても嬉しないやろな。
ユリ:
 ゴールドはゴールドじゃない。
タイガ:
 あいつの中じゃ、お前の持ってるゴールドと、取るかも知れへんゴールドの価値、全然違うかも知れへんぞ。

回線落ちせんと、勝てんのか……って言いたくなるほど、どうにもならんのがここ最近……

ここまでのお付き合い、ありがとうございました。

*1:もう一枚は、事実上決勝最下位なのでカウント外