そう言えば、この時は、元々明らかにしてなかったっけ。

ユリ:
 ちょっと、タイガ、タイガ、タイガ!
タイガ:
 どないしてん?
ユリ:
 ラスク、コンプリートスレイでセットトップって!
タイガ:
 んな、大騒ぎするようなことか?
 お前かて、前に、アメリア先生との予習・シーケンスで満点取ったことあんのやろ?
ユリ:
 予習と予選とじゃ、話が違うって。それに、トパーズだけど、フォートだよ?
タイガ:
 フォートでか……これで多少は、落ち着いてくるとええんやけど……
 とは言え、エルフでの話じゃなぁ……そう言うこと気にせんと、前に進めるようになれば言うこと無いんやけどな。
ユリ:
 そう、だね……
 落ちてしまったから、ってのを考えずに、結果を受け入れることができれば、良いんだけど。
タイガ:
 しっかし、大概な反応速度しとるな……
ユリ:
 どうして?
タイガ:
 苦手や言う、マルチでもな、確かに、アクアマリンやったってのが、追い風になったんかどうかは知らんけど、90オーバー叩き出すんやからな。
ユリ:
 そう言うところがあるんだよね。ラスクって。だから、私なんかじゃ……
タイガ:
 俺は、やから、似合うと思うんやけどな。
 んに落ち込むな。落ち込む閑あったら、あいつが出来たこと、お前も出来るようになるのが先っちゃうか?
ユリ:
 がんばってみる……

こんな感じかな。