ラスク:
……凄いよね。
タイガ:
あれでも、不安らしいぞ。お前の目標になれてるのかどうか。
ラスク:
充分、目標なのに……まだ、そんなこと言ってるの?
タイガ:
あいつらしないことにな。恐くて聴けんらしい。
ユリ:
何が、らしくないのよ!
タイガ:
お? 戻ってきたか。
ユリ:
もう、散々。メダルは獲れないし、コンプリートは逃すし。
ラスク:
って、アクアマリンのフォート?
ユリ:
そう!
タイガ:
あれは、惜しかったな。
ユリ:
いまいちはっきりしないんだもの。
おかげで、99.05って……
ラスク:
ねぇ、ユリ。
ユリ:
なに?
ラスク:
耳、かして。
――ユリ、ラスクの要望に対し、いぶかしがりながら、
ラスク:
えっとさ……
今でもぼくの目標だから。
ユリ:
え? え?
ラスク:
行ってきまーす。
タイガ:
きばってこいよー
何言われたんでしょうな。
まぁ、至って普通の事よ。俺が使ってるツートップの状況を見れば、よく判ることのはず。