スクエニのタイトー買収について、適当に考えてみる。

コンシューマー(据え置き)関連では、タイトーブランドに魅力など無いはず。まぁ、版権対抗って可能性は否定できない匂いが漂ってるけどさ。
じゃぁ、何処に目を付けたのか?

って考えると、アーケード部門だろうなぁ、と。
タイトーは、今年、Windows-PC準拠なシステム基板TypeXってのを立ち上げてるんだけど、こいつがぼちぼちと出回り始めている、ってのが要点。

アーケードゲームの接続方式ってのは、それまでのJAMMAからJVSとか言う、新しい規格への移行の段階に入っているんだけど、これが、モニタ出力は、3段15ピンのD-sub接続。コントロールパネルからの入力は、USB準拠、と最小限の投資増加で、最大限の効果を狙ったモノになっている。
ちなむと、JAMMAでは、56ピンのカードエッジが基板から出てる程度で、接続可能コントロールパネルは2基、コントロールパネル1基に収容可能な操作物は、8方向レバー1本(デジタル入力)と、ボタン3つ(一応ボタン予備として2つ分予約はされている)。で、コントロールパネルの接続は、カードエッジの特定ピンに、それぞれの入力を割り当てるという方式。この接続方式だと、コントロールパネルからの入力を割り込みで処理できるから、応答性は高いんだけどね。

……閑話休題*1

早い話、このTypeXって、これでの開発経験が在れば、windowsでの開発も容易になるだろう、って目論見でも働いたのか? ってところなんだけど……
それにしたところで、立ち上げからスクエニの今回の発表までの時間差が問題になるのよね。

……やっぱ、版権対向が大きいんかな?

*1:こういう話にずれたのは、TypeXやNAOMI基板が、JAMMAからこっちの新しい規格に移行している影響