今まで書いたサブパートの中で、一番長いのって、8ぐらいかなぁ、と思っていたら、
『境界線』での『幕間#3・私が一番聞きたい話』で9分割……
困ったことに、今のパートで書いてしまいたいシーンに未だ到達せず……
最多分割確定っぽい。今のパート。構成力の神様、降臨プリーズ!(切実)
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
今のパートが始まったのは、今週の月曜日、つまり、10/2のことなんで。
んでは、本文をば、どぞ。
She learnt he had caught up #4
<- 『She learnt he had caught up #3』 「ちょっと、タイガ?」 ミランダの言葉を受けて、いまいち意味の見えないやりとりをされてしまい、しかも、その説明もないままに、場を辞そうとするタイガをユリが呼び止める。 「何や?」 「どういう事?」 「単刀直入に言うたろか?」 断りを入れたタイガの様子に、ユリも、思わず気圧されてしまう。 「う、うん……」 「ラスクが話すどころの騒ぎやないのは、何も、瀕死になっとるからやない。単純に、起きてないから、話すどころの騒ぎやないだけや」 「本当にそれだけ?」 タイガのことを信頼していないから、と言うわけでもないのだろうが、何処かで、不安感をぬぐい去ることが出来ないのか、不安を覗かせながら、ユリはタイガを問い詰めた。 「はぁ…… せんせー、論より証拠ってトコ、こいつに見したって」 「タイガ君が、案内する方が良いんじゃないの?」 「イヤ、俺は、これから行くトコ有るから」 「……判ったわ」 諦めた、と言うべきか、折れた、と言うべきか、そんな態度でミランダが、タイガの言葉に応えると、 「ユリさん、こっちに来て」 と、一床のベッドにユリを手招きした。 「明日にならないと、フェスタコートは使えないから、ずっと眠ってるぐらい、消耗するまでトーナメントに出てたのかな。タイガ君が、ここに運んできたときから」 「え?」 ミランダの言葉を締めくくった、意外というか順当というか、人物の名前にユリは驚いてしまった。 「でね、」 そんなユリの驚きなど、気にも止めずに、ミランダは、眠っているラスクにかけていたシーツを軽くめくってみせる。 フラワーメダルをしっかりと握っている様子が見て取ることが出来た。 「フラワー、成立してたんだ……」 「そのようね。確か、三人とも、担任はアメリア先生よね?」 「はい」 「だとしたら、アメリア先生の思いやりかもね。メダルを握らせたのは」 ――……こんなになるまで、トーナメントに出て。ばかなんだから。 「どうしても、手放してくれないのよ。このメダル」 と、呆れたような口ぶりで、その手に収まっているメダルのことをミランダは評していた。 「でね、私もラスク君に張り付いているわけに行かないから、ユリさんにお願いして良いかしら?」 そんなミランダの言葉に、ユリは無言で頷いていた。 規則正しい呼吸を繰り返す、ラスクの寝顔を看ながら、ユリは、見失ってからの動揺が、ようやく落ち着いてきたことを実感した。 「こんなになるまでトーナメントに出て…… 何が目的だったの?」 と呟きながら、ラスクの頬をつつく。と、それに反応したのか、不機嫌そうに呻くと、ラスクが寝返りを打つ。 「ぅ…ぐ、お…つく…ら。…い…いて、…どろ……ん…」 夢を見ているのか、はっきりしない言葉ではあったが、ユリの耳に、そんなラスクの声が届いた。 「私なら、ここにいるよ。私だけじゃない。タイガも一緒に」 To be continued... -> 『She learnt he had caught up #5』
ダベリ
今日、このまま、雨が降らなきゃいいのに。でも雨雲レーダーでは、きっちり取り囲まれている状態。また、雨が降りそうです。にょろ〜ん
「QMAでハロウィン有り?無し?」ってキャプションにしてるんだけどさ……全然動き無いねぇ。
俺の好きにやって良いってコトなんかなぁ……
美乃梨:
場所が悪くて目立たないだけじゃないの?
……外野の意見は放置しておきましょう。
美乃梨:
ちょっと! 誰が外野なのよ!
とは言え、文化的な背景を考慮すると、万聖節を導入するのって、かなり乱暴なのよね。確かに、見方を変えて新嘗祭や収穫祭*1と考えればいいのかも知れんけど、時節的にもね。
小難しいこと考えずに、やりたいようにやっても良いんだろうけど……なんとなく、それができん自分が居るのよね。って言ったところで、この質問に回答されたところで、次の話の流れには、ちーっとも影響しません。影響するの、購買の主の登場の仕方なだけだから。
なんで購買が影響してくるかって?
それは、『境界線』で軽くなぞったと思うし、『境界越しの約束』でも匂わせる程度のことは書いておいたと思ったけど。
ま、今日のダベリはこんなところで。
んでは、また明日。
*1:意味は同一だろうが?