信じられないのなら、自分でセンサを取り付ければ良いんじゃない?

分散処理でCPUを全開にしてても、CPU近傍が50度を超えなくなってきたことで、冬が近づいているのを実感したふゆざきです。
おはこんばんちわ。

ふとしたきっかけで、『そう言えば、DDR2-800のメモリ突っ込んでるけど、実際に供給されているクロックはどれぐらいなんだろ?』ってことが気になったんで、転送帯域を計れるベンチマークを探し回って、結果的に、SiSoftwareのSandra liteで計測してみることに。

で、出た結果は……まぁ、2chの自作板あたりで言われている目安の、『実クロックを整数で割っていき、400*1を下回った最大値が、メモリの実際の動作クロックになる』って奴と、ほぼ同等。
さて、それじゃ、実際に数値を叩き込んでみて、調べてみると、
まず、5200+ってのは実クロックが2600MHz。
使っているメモリが、DDR2-800なので、目標とするべき最大値は、400。

除数
6 433.333...
7 371.428...
8 325.00

となって、推測されるメモリの動作クロックは、371MHz前後。
で、ベンチマークの結果は、と言えば、こんな感じ。

(略)
Logical/Chipset 1 Memory Banks
Bank 0 : 1GB DDR2-SDRAM 5.0-5-5-18 (tCL-tRCD-tRP-tRAS) CR2
Bank 1 : 1GB DDR2-SDRAM 5.0-5-5-18 (tCL-tRCD-tRP-tRAS) CR2
Channels : 1
Bank Interleave : 2-way
Memory Bus Speed : 2x 373MHz (746MHz data rate)
Width : 128-bit
Memory Controller in Processor : Yes
Cores per Memory Controller : 2 Unit(s)
Maximum Memory Bus Bandwidth : 11936MB/s (estimated)
(略)

この結果では、メモリバスが、373MHzで駆動している、と表示されているけど、これは……単純に、実際の稼動クロックが、200.93MHz×13≒2612MHzで在る影響。
この2612を7で割ると、近似値が373になるので、計算通りと。
最大速度に対する比率は、93%となって、効率的には、DDR2-667の97%よりも劣る結果なんだけども、単純な速度的には、こっちの方がいいって結果なのさな。
で、だ。
ここで、オーバークロックの誘惑が忍び寄って来る*2わけなんだが……

CPUへの供給クロックを上昇させることによる加速効果と、協調動作している部分の係数を(減少させる方向に)変更することによるデメリットを天秤に掛けると……実は、係数変更でのデメリットの方が勝りそうなので、見事に踏みとどまっていたりするのさね。
(´・ω・`)

しかし、5年近く引っ張ったマシンを更新してたわけだから、本当に……
パワーアップを実感するわ。

><

*1:ここには、メモリの動作クロックが入る筈

*2:冬になるので、ほっといても冷却できる。上げる比率も、数%と誤差レベルと言うこともできる範囲