足かけ4ヶ月目だそうです。
昔は、給料3ヶ月分が目安だったそうです。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう8つ目。……破竹の快進撃(号泣)。orz
んでは、本文。
星空#6
<-『星空#5』 「賢者……か」 学舎の壁にもたれて、星空を眺めて、タイガはポツリとつぶやいた。 「別に、ならな、二人を護れんって事はないやろ」 と、修練を積むことを何処かで否定している自分を納得させるように漏らしてみるのだが、その一方で、ユリを完膚無きまでに負かした賢者の存在を思い出す。 「けど、あんな真似できるようになろ思たら……」 あの時の賢者の姿が、自分の目指す道、のようにタイガには思えた。 「そらそうやわな……」 「何が、『そらそうやわな』なの?」 「自分は、独りでいるのはずるいと思う」 居るはずのない二人の声を耳にして、タイガは、反射的に、声の方を見返してしまっていた。 ユリがオウム返しに聞き返した言葉が、一番聴かれたくない言葉だったことを思い出し、どんな言葉で応えるべきなのか、タイガ自身、なかなか決めることができなかった。 「お前ら…… なにしにここきたんや?」 ようやくひねり出した言葉は、ごく普通のありきたりな言葉だった。 「なにしに来た、ってのは、ずいぶんなご挨拶じゃない?」 タイガの問いかけに、ユリはラスクの手を取って彼の方へと歩みを進める。 「お前ら、主役みたいなもんとちゃうんか?」 二人を教室に戻そうと、タイガは反論の声を上げるのだが、 「ユリとヤンヤンさんは、誕生日が今月だったから、って理由なんだし、ルキアさんが言ってたように、最初の昇格検定をみんながクリアしたって意味では、みんなが主役みたいなものでしょ?」 と、タイガの意を介さずに、ラスクは、タイガの反論に対して、諭すように言葉を返す。ユリは、ユリで、ラスクと二人でタイガを挟むような場所に座り出すし、ラスクも、そんな彼女に倣うように、腰を下ろした。 自分を挟んで座る二人に、嗅ぎつけられたら、何を言い出すか判らない人物の存在が頭に浮かんだからなのか、焦ったように、タイガが二人に問いかける。 「お、お前らな、この場をルキアに見られたら、どう言い訳するつもりやねん?」 「別に良いんじゃない? やましいところがあるわけでもないんだしさ」 あっけらかんとユリが応え、彼女の言葉を後押しするように、ラスクも、応える。 「それに、こうやって、ぼくたち二人で挟んでれば、気分だけでも、賢者服を着た気分になれるんじゃないかな、って思って」 「私たちの制服の色は、リバーシとは関係ないけどさ」 そんな二人の言葉を受け取って、タイガの気持ちに、呆れの感情かこみ上げてくる。が、同時に、二人の、馬鹿馬鹿しい発想に、自分に対する気遣いを読み取ると、その呆れの感情は、徐々に感謝の気持ちに変わっていった。 「んとに、お前ら二人は。もう少しかっこつけさしてくれてもええやないか」 To be continued... -> 『星空#7』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
取り敢えず、ストックは作ってあったんで、とっとと放出。
そろそろ、最後の部分に向かって話が流れてくれると、結構有り難いんだけど……
こればっかりは、なるようにしかならないからねぇ。
今回は、まぁ、あれ。
休むことが結構多かったな、と。3月頭は、マクロ作りで休んで、5月には、不測の事態が発生して、休まざるを得なくなったり。
最後は、なんとか、休まずにすむように進めていきたいところなんだけど、ね。
んじゃ、今日のところは、これまで。続きは、また明日(多分)。