「丼米 ムッシロ予想通りだ」とか言われそうだ(汗)。ってのは、さ。
最後の最後で、ブロック切り替えになったこと。でもね、こいつが最後になることは、変更されないから。
さてと、本文を始める前に、いつものようにコピペでお茶濁し。
えーっと、物語の始まりは、9/18。おさらい程度のまとめは、00/2/3。
因みに、このパートは、ヘッダーにもあるように、今日と明日だけの予定。
んでは、本文をば、どぞ。
Appendix PostScript #1
<- 『Lask the ADEPT #12』 「そう、なんですか?」 ユリの言葉に、驚きを隠すことが出来ず、カイルは、固い言葉でラスクに問いかける。 「うん。ぼくの方から、変えてほしい、って頼んだんだ」 カイルの問いかけに、ラスクは短い言葉で答えた。 「ユリに、あんなこと言っといて……」 「スパイラルぐらいなんて、経験しない方が珍しいんだから、気にする必要ないと思わない?」 「それは、そうですけどね」 落ち込んだ様子のラスクを励ますように、後ろから抱きつくユリに、気後れしながらも、同意の言葉をカイルが投げかけた。 「話を戻しますけど、ラスク君。急ぐ気持ちも判らないでもありませんが、まずは緊張と弛緩のバランスを取れるようになること。バランスを取れるか取れないかで、一戦一戦での疲れの感じ方も大きく違ってくるはずですから」 「そうでなくても、ラスクは身体も小さいから、体力的な余裕もないんだしね」 と、カイルの言葉に同調するようにユリが口を挟む。 「それに、疲れがたまっていたばかりに、凡ミスを繰り返して、倒せる相手も倒せなくなってしまっては、目もあてられませんから」 「そうだね」 ユリの相槌を受けて、カイルが言葉を続けた。 「それと……」 魔導号を授かってからのラスクは、カイルのアドバイスを聞いて、可能な限り平静に、そして、自分のスタミナとも相談しながらトーナメントに参加する日々を積み重ねていた。ペースが遅くとも、それが自分たちのペースだと言い聞かせ、慌てるでもなく、腐るでもなく、ただただ前に進むことだけと考えることで、気がつけば、バッヂの星の数も、八つ星となっていたとある晴れた日のことだ。 今回は、コロセウムでの結果が振るわず、最下位に甘んじていたが、その直前のトーナメントでは、賢者を踏み台にしてコロセウムに到達。それだけではなく、ゴールドメダルを奪取していたからだ。 「すごいなぁ……」 「お前、ユリのトーナメント見る度にそれやな」 嘆息混じりのラスクの言葉に、タイガも困ったような表情を覗かせて、対応する。 ユリが五級、つまり、五つ星の時に、ラスクも同じくバッヂの星の数を五つにし、それ以来似たような速度で進級してきたのだ。タイガから見れば、二人が編入したときには、既に中級号を授かり、それ以降も、ユリより速い昇級ペースを維持している時点で、同等か、それ以上だと思えるのに、それでもなお、ラスクにしてみれば、ユリの方がすごいらしい。 「だってさ、賢者に囲まれても平気でゴールドを獲ってくるって」 「お前さんかて、コンプリート決めたり、賢者勢踏み台にしてコロセウムに残ったりしてるやないか?」 元気づけるつもりで、昇格して程なく達成したコンプリートスレイを話題に上げてみるのだが、 「メダル獲れなかったら、意味ないよ……」 それに対するラスクの返答は、あまりに連れなかった。 ――ユリに任せるしかないか…… 連れない態度のラスクに、タイガは、自分が出る幕ではないと判断したようだった。 To be continued... -> 『Appendix PostScript #2』
ダベリ
ここで時計を一気に進めてみるのは良いんだけど……次の話の冒頭、また、時計を巻き戻すことになりそうなんだよなぁ……(瀧汗)
構成力が無くて、ほんとすみませんです。はい。
さてと、44話にわたる魔導昇格話も、ようやく明日で終わり。次に取りかかる話は、時計をまた、8月下旬まで巻き戻して、って事になってきます。って言ったところで、そこまで時計を巻き戻すのは、二人の階級やら、制服の仕立てやらに掛かりそうな時間を想定してのことなんだけどね。
ラスクの方は、吊しだと思うんだけど、ユリの方は、オーダーメイドな感じがするからねぇ。
ま、今日は、こんなところで終わりってことで。続きは、また明日。