ネウ口のHALエピソードの決着編について。

ネウ口の電人HALエピソードの決着編。
冒頭にも、ブレードランナーとクロウを上げたけど、もう一つ、かぶるイメージがあるな、と思い返したら、ゴセシケの物語に繋がってたわ。
最初、ジョンとマーサの二人は、協力者との事もあって、最終形の合成神経細胞群塊を肉体として、蘇生する、予定だったんだけど、二人のうつせみは、結局、その作業のための手術室に戻ってくることはなく、機構の終焉を悟った協力者は、自殺し、機構の入っていた建造物は、自爆。二人は、その様子を、公園から眺めて果てる、と言う終末。
この終末が、イヤにHALの姿にかぶってみえたんだ……

奇しくも、この号のジャンプでは、金゛魂の方でも、同じく、「カラクリを用いての死者の蘇生」
と言う題材の物語に決着がついたところだったのが、なんというか。
「事実は小説よりも奇なり」なんだなと、実感してみたり。

そう言えば、作中で、HALが語っている、「猫にキーボードの上を歩かせて」の件。実際に、生命の発生に関して言われているたとえ話だったような気がしたけどね。

あのつぶやくような、「リトライ」ってそう言うことだったんだな。