インスタントブレイン、一通り終わらせてみての感想。

……今回のネタは、多分にネタバレ要素を含むんで、回避できるようにするのが得策なのかなぁ?
とかなんとか。
まぁ、正直な印象を言えば、少々ツッコミどころがあるな、とか思うところが。
トリックに関する評価はしないことにするんだけど、それ以外の部分でちょっと、ね。
一応、第1章から伏線張りまくって、その伏線を第4章から回収し始めて、第7章を後日談とする、って流れではあるんだけど、問題なのは、この第4章と第6章との間で、ちょっと矛盾が発生してしまっているように思えるところ。

第2章で、とあるキャラが、血縁者との繋ぎが取れない、ってな事を口にする((実は、これも伏線。))んだけど、ここはまぁ、良いんだ。

ただ、第4章で提示される伏線が、第6章での形容から解決しない矛盾が発生するような気がするんだ。まぁ、第4章での伏線は、『真実』となってしまっているので、どちらが『事実』として正しいのかが、はっきりしなくなっているから、追及するのは野暮って事なのかもしれないけど。それにしたところで……『時限爆弾』として潜ませておくには、少々賭けが過ぎたのではないかな? とか。
あとは、第5章の矛盾点。というか、存在意義?
まぁ、毛色を変えたシナリオ、というか、この章自体が、伏線として機能するようになっているから、必要なシナリオではあるんだけど、それにしたところで、犯人の行動理念が見えてこないんだ。たまたま乗り合わせたのが、そういうことだった、とするには、少々大がかりすぎるし、果たして黒幕は、そのような結末を望んでいたのかどうか、って事も怪しいから。
とは言え、シナリオに関しては、俺の隅突きが過ぎているところがあるようなきがするので、これぐらいにするか。


なんというかねぇ……盲目的になりきれないところがあったな、ってのが正直な感想。
悪くはなかったんだけどねぇ……悪くはなかったんだけど……だからこそ、アラが目立ってしまったのかなぁ? ってところ。
他にも、ねぇ……
仕込みの怒首領蜂で、ボタンコンフィグが出来れば言うこと無かったのに、とかね。不満点はいろいろ有るんですよ、って事でね。