相棒2を見てきたんですけどね?

珍しく、レイトショーで映画を観てきたんだけども、ね?
うん。
……言いたいことは、山ほど有る。けど、言えないんだ、これが、な。
ここを見に来る人で、俺と同じように相棒ファンで、劇場版を未だ見てない、って人もやっぱ居ると思うわけさ。
なので、ね? 何も言えないわけよ。
まぁ、そんなの関係無しに、いずれ地上波で放送されるであろう作品だから、ソレまでは、何も語らないつもりなんですけどね?
とりあえず言えることがあるとしたら……
おまえら、水どうでの新企画第一夜の大泉さんの気持ちになってやがれ。
ぐらいかな。うん。
確かに、あのCMは効果的に作ってあったとおもう。
今回の劇場版に関しては、面白い試みとして、S9-9*1を時系列の直前として放送しているってのがあるさね。
まぁ、この第9話は、それ以外にも、第9シーズン全体としても、一番最初の時点となっていたことも、ある意味、伏線だったように感じてしまうんだな。これが。
と言うのは、S9-5での特命係・第3の男こと陣川さんとの対面シーンでは、自己紹介があってもおかしくないのに、ソレがなかったとか、小野田の狸親父が、この第9話になっても顔を出していなかったとか。
さてさて。ここまで、全然本編に関係なさそうな話をしているのも、理由があってね?


物語は、警視庁庁舎での立てこもり事件から始まる。
んだけども、正直、この立てこもり事件に関しては、伏線を張りすぎていたんじゃないか? って気はする。けども、それが、今回の劇場版での本当の事件から目を逸らすためのミスディレクションであるとするなら、見事に罠にはめらた、との感想しか出なくなるさね。
まぁ、この伏線としては、覚えている限りでも、二つ。
一つは、神戸が戦利品をお釈迦にしてしまったエレベータでのシーン。見たときは、行動に釈然としなかったんだけども、解決編に向かって行く中で、徐々に、「あ、そういうことか……」と納得できたり。
二つ目は、立てこもりの最中の足音。これは、最初に聞いたときに、外部を助けを求めているのか、そうか、犯人に気取られないように謀議を行っているのか? と思ったんだけども……まぁ、結果はああいうことだったって事で。
で、だ。この立てこもり事件の最終的な容疑者たちへの処断が、あのラストシーンを招くことになるんだけども……
これは、凄かったよ。うん。呆然としたもの。
孤立無援となった特命係はこの先どうなっていくのか? ソレが気になる次第。

*1:第9シーズンの第9話の意。以下同様。