やっぱ、メンテフリーってわけには行かんか。

このところ、nano VXのホイールの回り方が重くなってきたんで、何事かと確認してみたら……
綿埃の塊がホイールの軸と思しき部分に絡みついてた。
まぁ、さすがに1年以上メンテナンスもなにもせずに使い続けていたわけだから、不調になる部分が生じてもおかしくないんだけども、さすがに、綿埃の塊は、そのまま放置するとホイールの軸を痛める結果になりかねないので、ピンセットを使って丁重に退出して戴いた次第。


けど、さすがに、ギミック満載となってくると、最初期の光学マウスのように、メンテナンスフリーってわけには行かないようで、そこそこメンテナンスしてやる必要がある様子。
まぁ、ね。そもそも、光学マウスと行ったところで、スイッチがへたる可能性は十分に残っているので、完全に、メンテナンスフリーってわけには行かないんだけども……最近のマウスは、簡単に入手できるスイッチじゃないんだよな。使われてるのが。
おかげで、マウスごと買い換えてしまえ、って発想にもなってくるんだけど……


でも、考えてみたら、俺が最初にハンダごて買ったのって、マウスのスイッチを交換するためだったんだよな。
あの頃は、マウス一台も、CDのフルアルバムを二枚買ってもおつりが来るぐらい良いお値段したから、おいそれと買い換える気になれなくてさ。だったら、電子工作セット買って、それでスイッチを交換すれば良いじゃん、ってワケでね。
実際、そういう判断ができるほど、当時は、電子部品を取り扱う店が多かったし、2〜3回ぐらい、スイッチを交換すれば、マウスごと交換した場合との差額で電子工作セット分の元は十分に取れた。
けど、個人でスイッチを入手するのが難しいスイッチが採用されるようになったり、光学式になって、バラした後の再組み立てが面倒になってきたもんで、次第に、ハンダごてを握ることも無くなっていったんだけど……


まさか、そのハンダごてで、M/Bのコンデンサを取り替えるなんて作業をするとは思いもよらなかったわけでねぇ……
なんか、隔世の感があるわ。