さて、勝負をかける機器が決まったところで、今度は買う店を選ぶ段になるわけなんだけど……
正直言うと、このXRGB-3って機器。定価で38k強、とさすがに小さくないんで、どうせなら、安く買える店を探そうと、情報サイトを駆けずり回って、送料・手数料込みで、28k強で購入。
んで届いたのが、第一印象を書いた、あの日だったと。
で、届いて、梱包を解いて、真っ先にやったことが、ファームウェアの更新って言うんだから、どうかしてる。
って、こんな話をしても仕方ないので、次の段に。
導入の段
……全然説明することがないんですけど。
おいらの場合、このために、21ピンRGBケーブルを買ったわけだし、別に電源とって、21ピン端子で接続して、んで、スイッチオン。で終わりだからね。
微調整の段
えーっと、最初に断っておきますが、今回の設定数値は、「虫姫さまふたりVer1.5」での表示を元に変更したものであり、全般的に同様の数値で対応できるとは限りません。
実際に、設定を変更する際には、マニュアルや実際の変化などを確認しながら、各自で決定してください。
断り書き以上。
さて、21ピンRGB端子で、AV7000とXRGB-3を接続して、XRGB-3からの出力を液晶モニタL567に放り込んでいたのが、この一連の記事の一枚目の写真なワケだけども、上部がゆがんでるよね。
あの写真だと、動画である影響で流れているのか、そうじゃないのかよくわかんないけど、このゆがんでる部分に注目した結果がこれ。
[,w320,left]
なんだけど、なんか写り込んでるとか言うな。
俺も、今気づいたんだから。
ま、この辺りは、ね。ある程度予想はできていたわけですよ。
そうでなくても、5本分だけタイミングが早い方向にずれているのが、この基板だからね……
最初に見た時は、移動などが無くて、「おぉ?!」と思ったんだけど……
まぁ、最大公約数を設定とする商業製品が、基板なんかの信号に一発で合うほうが、レアケースと考えれば、これも致し方無しって事で。
基本的に、標準設定での対応範囲が広いから、名機とたたえられるわけでもなく、むしろ、チューニングできる幅の広さで、名機とたたえられる類いの品だと思うんだな、このアップスキャンコンバータは。
さて、このゆがみを解消して、アンダースキャンにしてやると、ほぼ筐体で遊んでる気分になれるはず。と、設定を詰めていったわけよ。
で、その手順だけど、
- [,left,w320]NTSC AFCを手動に変更。
- [,left,w320]画面を見ながら、AFCレベルを調整。
この場合は、5にすることでぴたりとハマったわけだ。 - [,left,w320]でも、XRGB-3の初期設定値は、オーバースキャン出力*1なので、
- [,left,w320]スクリーンサイズを、「アンダー」に変更。
- [,left,w320]これで、表示されている領域内に関しては全部収まっているはず。
- 部屋が散らかりすぎだ?
ほっといてたもれ。
- 部屋が散らかりすぎだ?
さて、これで、画面表示、というか、出力信号から構成される映像が、矩形になったわけだ。
でも、この画面を見て、ほれぼれしたね。ホント、地味ながらも、良い仕事をしてる。マイコンソフト。
なんせ、PC業界方面では、連射装置付きのジョイスティックなんてのが珍しい80年代初頭という時代に、連射装置付きのジョイスティックを発売した会社だもんなぁ。
*1:標準=オーバースキャン