20秒間の全開推理〜Inference of 20 seconds

直近の復習を見れば、ネタ元も判るかな。


さてと。
QMAをやってる時に限らず、クイズ番組を見ているときに、よくやっているのが、『実際には知らないが、推測・推理で正答を引っ張り出す』と言う、どちらかと言えば力任せな方法。
だって、知らないことをさ、演繹・帰納アブダクションと、剛腕*1的な手法で無理矢理ぶち破っているわけだし。
って、こう言うのは、復習の書き方に特徴的に出ているかもね。


ま、改めて、ネタとして引っ張り出したのは、これを説明するのに、手頃な問題があったからなんだね。

どれがそれなのかは、自分で探せ?

さて。
直近の復習で、「これ以外に何があるんだよ?」って回答した、ってのがあったけども、
その回答に絞り込む過程がね。知ってる事やら、何やら、いろいろ組み合わせて……なんだけども、どっちかというと、アブダクションに偏っている方法なんだよな。


問題を一つ潰す格好になるかも知れないから、取り敢えず折っとくか。

まず最初に頭に留め置いたのは、頭文字。

ま、問題文やら、なんやらってのは、ネタバレになるから避ける……
なんて言うと聞こえが良いけど、そんなもん、撮ってねーよ、ッてのが一番の理由。
どれだけの人間が、おいらがQMAをしているときの様子を見ているのか知らない*2けども、基本的に、おいらは、徒手空拳状態でやってる。
ま、メモ帳は置いてあるけども、戦績記録に費やしてるから、余白に正答書いといても、実際のところ、それが何を意味しているのか判らないことの方が多いし。何のために、正答書いてあるんでしょうね?(爆)


閑話休題


えーっと、この問題は、確か、「いろはかるた」に収められている諺に関する問題だったのさ。
なので、問題形式としては、「aで始まるのは、bでは?」って形式だったかな。
この段階で、最重要になるのがaなので、これが鍵になるわけだ。これは、パラって行こうが関係ない。類型、というか、文字数などの制限から、このaをご破算にして、移行した後のcをキーワードにするのでは、悪問の誹りは免れないだろうからね。
ってか、キーワードをご破算→新しいキーワードの設定ってのは、無かったことにする意味がないじゃんよ?

さぁ、ゴールは示された。後は頭をブン回せ!

この段階では、移行する前の言葉は、それほど気にしていない。ってのは、リンク先をみれば判るように、いろはかるたって、結構地域で傾向が違っているんでね。
こう言うのがあるから、問題としても作りやすいんだろうしね。
ただ、こう来るか、って思ったのはある。うん。


閑話休題


さて、件の問題の場合、「Oの髄から天井を覗く」を埋めるわけだけども、ここで重要なのは、いろはかるた全てを覚えておくのも、手なんだろうけどもさ、それもそれで、どうなのよ? ってね。
特に、俺のように、気が向いたときに、まとめてやってる程度のプレイヤーには、到底無理な話じゃん? なら、どうするかってわけよ。
まず問題文をみる。ここにヒントが隠されてるからね。大抵。
この場合は何がヒントになるかって言えば、『髄』と言う部分と「覗く」と言う行為。
これで、結構絞り込めるんよ。


髄、つまり、中心から覗くことができる、つまり、中空構造を持っている何か、って具合にね。


いろはかるたに収められている。つまり、いろはかるたが成立した時代には、ありふれたモノで、何か特徴的な表現に使うことができるモノ。で、aを頭文字とする、何か。
というのが、求められる回答になるわけで、到達したのが、「」。
この時、頭の中に、「葦簀(よしず)」との言葉が浮かんだもんで、それに後押しされる格好で、たたき込めたってのもあった。

とかなんとか言ってるけどさ……

ここまでを20秒以内にやっていたのか、って話になるけども、実際には、もっと短い。
どっちかというと、ひらめきに頼っていた、と言ってもいいぐらい。


だってさ、問題が提示された瞬間に、「髄? 骨髄かなんかか?」って発想になってたし。けど、ふとしたきっかけで、正気を取り戻せて、ここまで書いてきた思考法、というか、推理で、回答したわけよ。
さ。後は、まぁ、ね。派生した瞬間に、最初の問題文の諺は、頭からたたき消した*3から、無駄に振り回されずにすんだ、ッてのもあるかも知れない。


けどさ、こんな方法が使えるのって、黄2(=雑学・ランダム2)だからだぜ?
他だったら、絶対使えないって。

*1:記憶の再起を柔とするなら、推論で絞り込むのは、剛となるのではないか?

*2:おそらく、知っている方がレアケース。

*3:ただ、四択では、この方法は使えないはず。四択で、同じ諺を使っている文字を選択されていたら、素直に知らないと諦める他無いと思う。