「探偵はBARにいる2」を見てきた。

今年に入って、これで6タイトル/7本目*1っていうから、けっこう観に行ってるなぁ、と。
今回のは、前作に比べると、体液・痛覚的な意味合いでは、多少はマイルドになったかな、って気はするけども……
そうでない表現の方に、振られたのかな、と。
まぁ、こんなところかな? 今のところは。
全体を貫いていたのは、『人は、己が信じる世界しか見ようとしない、また、世界を己の信じるようにしか解釈しようとしない』って事かな。あ、あと、『狂気に染まった、暴走した善意』とかも、かな。
この背骨のようなイヤな現実が、「探偵」が動き始めた事件を、無駄に薄気味悪く得体の知れないモノへと、見事にミスディレクションしてくれたわけだけど、よくよく考えれば、ガクセイが自白めいたことを序盤で口走っていたので、そこに違和感を覚えていれば、って事になるのよね。
ただ、まぁ、本筋については、後ろ昏いカタルシスに結実しつつも、胸をなで下ろせる締めくくりに繋がっていった様な気はする。うん。


それにしても、高田の慣れたケンカの仕方は凄いな……(汗)

*1:まどか☆マギカ」は1タイトル/2本分としてカウント。