*.lzhを書き換えるべき時が来る、って事か。

圧縮・解凍用DLL「UNLHA32.DLL」が開発中止、作者はLZHの利用中止を呼びかけ - 窓の杜


windows95でインターネットが一般的になる以前、民生用の情報通信ってのは、シリアルポートと接続されたモデムを使うパソコン通信が主流だった時代に、今となってはオンラインソフトと呼ばれるアプリケーションの配布書庫として使われていたのが、lzh形式の圧縮書庫。
もうすこし時代を遡ると、バイナリデータをテキストデータにエンコードするishコンバータとの併用で、掲示板上でやりとりする、なんてことも普通に行われていた。
まぁ、ishエンコーダの方は、base64エンコーダと言ったMIMEエンコーダに取って代わられていき、自然消滅的に終息していったような印象が有るんだけども、lzh圧縮アルゴリズムの方は、unlha32.dll等の延命措置によって生き延びてきたワケよ。
けど、lzh形式というのは、造り自体が古かったりするもんで、そこを“悪意ある攻撃者”につけ込まれる危険性が生じてきたので、と言う流れ。
まぁ、時代の変遷と言えば、それまでなんだろうけど……
手元に有る膨大なライブラリを、手作業で変換して行くのも大変だなぁ……