『皆の往く途・歩く途』#20

分量に達したの、25時回ってから*1よ? ほんとギリギリ。というか、ギリギリアウト。
そんな日もあるさ、あるよね。orz


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
んで、3つ目になる今のパートは、3/22から。
……おさらい作ること、考える方が良いのかもしれん(汗)。

んでは、本文。

準備#5

<-『準備#4』

 飾り付けの材料などを、発起人でもあるルキアから聞いたセリオスたち六人は、購買部に、その受け取りに向かっていた。
「君がここにいる必要はないだろうに?」
 自分たちの後をついてきたユリに、セリオスは言葉を投げかけた。来なくとも良い立場にありながら、そんなことを気にも止めずに、ラスクと手を繋いで、見た感じデート気分で歩いている彼女の様子に、呆れていることもあったのだが。
「良いじゃない。手伝うな、とは言われてないんだし」
 との返答を聞いて、どうしてルキアが、ユリを外すに止めたのかが、セリオスには、なんとなく読み取れたように感じられた。
――とは言え、手数があって困る話でもなし
 とセリオスは自分に言い聞かせて、計算外とも言えるユリの存在を、増援と見なすことにした。


「姉さん?」
 珍しく、声の掛からない購買部の様子に、ラスクも異常を感じたのか、カウンターから中に呼びかけてしまった。
「しばらく、待っててくださーい」
 と遠い声が帰ってくる。
「今日は、忙しいのかな?」
 普段は閑そうにしていると受け取られかねない感想をユリがこぼすと、すかさず、
「時期が時期だからだろう」
 とセリオスが、冷めた言葉を投げ返す。その言葉が、ユウには、見えない糸をピンと張りつめさせるためのリールに思えた。
「冬至祭の準備をしているのは、僕たちだけじゃないはずだ」
 と、セリオスのフォローが続いたのだが、当のユリは、最初から気にもかけていないような態度で、ラスクの傍にいる。
――ユウが心配するまでもないって。
 ユリとセリオスの二人の様子が、一触即発のように見えているユウに、サツキが囁きかける。そんなサツキの声が聞こえたからなのか、アロエも、
「お姉さんの言うとおり、ユウくんが心配しても始まんないよ」
 と、フォローするかのような言葉を投げかける。予想外と言えば、予想外の人物からの言葉に、ユウの方が、ギクリとした表情を浮かべてしまう。
 ユウが、アロエの言葉に、どう答えるべきか悩んでいたところに、奥からパタパタとクリスが皆のところにかけよってきた。
「お待たせしました。ルキアさんたちからお話は伺っております」
 肩で息をしながら、ラスクたちに挨拶の言葉を投げかけた。

To be continued... -> 『準備#6』

ダベリ

買い物の道中で思ったんだけどさ、クリス、つまり、リエルってさ……
姉キャラの声じゃないよね。どう考えても。姉という位置に配置している俺が言うのもなんだけど。

自転車操業から、脱していません……
そして、脱する予定もありません。orz
どうにかしたいのは、山々なんだけどさ…… ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

ま、今日のところは、こんな感じで。続きは、また明日〜

*1:基本的に、戯言の更新は当日未明に行っているので、この場合は、前日25時、つまり、当日午前1時を意味する