『越境〜光もたらすものと標星〜』#48

やるよ。倍速。一日二話更新。ストックは、四日分。どっちにしろ、猶予はそれほどないんだ。ようするに、今日から、四日で手元が片付かなかったら、3稼働中にはカタがつかないってわけだ。
……デッドラインに追い込まれてますよ? 冬崎さん(苦笑)。

稼働日の情報入ってきたけど、29日ねぇ……

えーっと、ストックが九話分+α、つまり五日分。で……今のパートのカタが付いてないから、まだ増えるわけで……だめだ。ペース戻すと溢れる……確実に。

スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
昨日から、10月13日・後半戦でございます。って、ここへきて倍速措置ですよ。正気の沙汰じゃござーません。こまったもんだ。
ところで、第1話へのリンクって……必要?

では、本文。

Across the BORDER.LASK side.#3

<-『Across the BORDER.LASK side.#2』

 三十体中二十四体前後と、八割近くの撃破率を叩き出したことは、十分評価に値するのだが、最終セットでの遅れの影響で二位に甘んじたことが、許せなかったのか、沈んだ表情で、ラスクが戻ってきた。
「二位に終わっちゃったのは残念だけど」
「けど?」
 自分を出迎えたアメリアが、語尾を濁したことに不思議を感じたのか、ラスクがきょとんとした表情を浮かべて聞き返してしまう。
「そうね、次のトーナメントは、三体撃破できれば、ペガサスに留まれるから」
「え?」
「次は、ペガサスよ」
 と、昇格検定が迫っていることを悟らせないように心がけて、アメリアはラスクに、次戦のトーナメントランクを告げる。
「ペガサス、なんですね?」
 と確かめるように聞き返したラスクに、アメリアも、反問で応える。
「ええ。で、どうする? 続ける? それとも、止める?」
 アメリアの問いかけに、ラスクは、頭を振ると、静かに応えた。
「行きます。このまま、勢いに乗っていきたいから」
 強い光を宿してまっすぐに見返す緑の髪の教え子に、アメリアは確認するように聞き返す。
「判った。ルールは、言うまでもないわね?」
「はい」
「がんばってね」


 トーナメントにエントリーし、招集が掛かる。発表された三つの予選セットは、次のようになった。
 ルビー・ベイグ。トパーズ・グラフ。アメジスト・カテゴリー1。
「三体撃破で、ペガサスに留まれるって、アメリア先生言ってたけど……ルビーさえ切り抜ければ、第三まで行けるよね」
 と、自分に言い聞かせ、発表される参加者リストに気を配る。
「……相変わらず、賢者の方が多いんだ」
 思わず弱気になってしまいそうになるが、今が勝負時だと感じ取ったのか、頬を軽く叩いて気合いを入れて、トーナメントの開始に備えた。

 第一セット。魔導士のラスクでさえも、弱いと感じる異形の召喚が続いたせいで、四体以上の撃破は当たり前となってしまい、撃破点で九位通過となった。
「ギリギリセーフ」
 と天を仰いで、深呼吸をする。
「よし、次は……何とかなる!」
 暗示をかけたところで、第二セットが始まった。
 少数となった撃破側に紛れ込むことも出来たのだが、それが油断に繋がってしまったのか、不注意なミスを犯してしまい、六位に甘んじる結果となった。
「あぶなかった……」
 すんなりと発表される七位までに滑り込むことが出来たことに、天を仰いでしまう。
「アメジスト・カテゴリー1か……もう、なるようにしかならない!」
 精神的な疲労を振り払う意味で深呼吸をして、第三セットにラスクは臨んだ。

ダベリ

……正直言うと、なんも考えてません。

最初に書いたのは、全部、#48用に回しちゃったし。だって、上から見ていけば、ねぇ。ここで細々書いたところで意味ないわけだし。(ぅぉいっ!

Aパート用のダベリってさ……考える意味あるのかなぁ、って、この形態にしてから思い始めたり。
さてと。こっから、倍速措置なんで、Bパートはリンク先で。