なんというかさ……このところ、すっげー時間の使い方が下手になってて、いろんなところに影響が出ているような気がするんだ。orz
まぁ、QMAをやっている時間が長くなっているってのは、否定せんけどさ。
スタートは、06/12/04。おさらいは、いつも、と言うか、毎度のように00年2月4日に。
2 steps more.は、12/22から。
ところで、第1話へのリンクって……必要?
では、本文。
To the BORDER, It is 2 steps more.#8
<- 『To the BORDER, It is 2 steps more.#7』 「私たちが、まだ、魔闘学部にいたときね」 ユリに背を向けはしたものの、向き合ったことで却って目が冴えてしまい、眠るには、どうすればいいのか、と悩んでいたラスクの耳に、ユリの言葉がしみこんだ。 「私とタイガって、結構筋が良かったらしくてさ、魔闘技にとっての基本中の基本の付与術がすいすい身に付いたの」 背を向けたままでもいいから、と言いたげにユリはラスクを抱き寄せる。 「そう言うところは、ラスクと似たもの同士なのかもね」 まだ起きている、との直感があったのだろう。確かめるようにラスクに語りかける。と、ラスクも、 「そう……かもしれないね」 とどちらかと言えば肯定して返した。 「そんなわけでさ、私と同程度で組み手が出来るのが、タイガぐらいしか居なくなっていたの」 「大変、だったんだね」 「それ以外にも、私の力強さって言うのは、ラスクも知ってるよね?」 そうユリに訊ねられると、ラスクも心当たりがないわけでもない。最近、連れていく、と言うより、運ばれるように連れ回されたし、今日も、『王子様だっこ』されたばかりなので、これ以上ないほど同意したくなった。 「だから、私自身の力と、付与魔術の力さえあれば、多少の事なんてねじ伏せられると思ってたんだ。でも」 言い淀んだユリの様子が心配になったのか、背を向けていたラスクも、彼女の方に向き直る。 「……でも?」 「ある時ね、どうしても勝てない人が現れたんだ」 「打ち負けたの?」 とのラスクの問いかけにユリは、頭を振って答える。 「違う…… 魔法で守りを固めていたってわけでもなくて、私の狙いをわかっているように、次々と受け流されて、一発も当てられなかったんだ……」 「凄い人だね……」 「で、後から知ったんだけど、その人、総合で賢者だった、って聞いて……」 「それで、強くなるために?」 「最初はね」 と答えたところで、ユリが溜息を吐く。 「でもさ、実際、こっちに来てみたら、結構皆好き勝手やってるじゃない?」 「先生のクラスだからだと思う」 「私も、そんな気がする。だけどね、こっちに来て、皆を見てて、わからなくなったんだ。『強くなる』って、『強い』って、どういう事なのか」 「強いことは、勝てること……じゃないの?」 ラスクの言葉に、ユリは頭を振った。 「多分、違うと思うんだ。私も、まだ探しているところなんだけど……」 続く言葉を待っているラスクの表情がおぼろげに見えた気がした。 「ラスクとなら見つけられそうな気がする」 「ぼくとなら?」 ユリの言葉が予想外だったのか、驚いたような声をラスクが漏らす。そんな彼の様子に、彼女の方が不安そうに聞き返す。 「いや、だった?」 ラスクは、頭を振っていた。 「二人で、『それ』見つけられたら良いよね」 ユリは、朔が近づいている今夜が憎らしかった。少しでも月明かりがあるのなら、ラスクの笑顔が見られたかも知れないのに、と思ってしまったからだ。 「そうだね」 ――ありがと、ラスク。 To be continued... -> 『The BORDER of close at hand.#1』
ダベリ
あ゛……
いや、なんでもないっす。
リアルとは乖離させる、なんて言っておきながら、夜空の状況とか、すっげー勢いでリンクしているのは……仕様です。(マテ
いや、正直なことを言うと、暦を作ること、惑星・衛星の運行を考える事ってのは、生半可な事じゃないのよ。暦法の発達している文化は、残らず、数学や天文学も発達しているから、暦法一つ組み立てるのに、どれほどの情報の蓄積が必要なのか、知れようと言うもの。
さて、こっからは、本題からは離れるけど、ユリって私服の方が露出度が低そうなイメージがある。この翌日に、ふたりはデートに行くけどさ、その時の格好って、ユリはブラウスに、サスペンダーとキュロットスカート、アンクルソックスにスニーカーなのかなぁ、とかなんとかね。妄想してみるテスト。対する、ラスクは……まったく想像できません。ってか、あの身長では、子供服の方がサイズが合いそうな気がするし。
でも、まぁ、最後まで読んだ人なら判ると思うけど、二級は今日まで。
ま、今日は、こんな感じで。次は……ちょっと考えさして。また明日、と言うべきか、良いお年を、と言うべきか、迷ってんだ……実はね。