日曜日かぁ……

ふぅむ…… ふゆざきです。
ネタを拾うもの面倒くさい。(´・ω・`)


かぐや様の1期が終わったんで、改めて単行本を読み返してて……
ちょっと震えたのが9巻の演出。
基本的に、モブなどと言った群衆に対しては、描写コストを軽減するために風貌の描写を省略するってのは、ザラに行われてる事だし、
読者側も、その省略は、常識的なものとして共有されている、って事を利用したトリッキーな演出が行われてたのよね。
まぁ、この演出については、その伏線として7巻のあるイベントが利用されていたんだけど、
流し読みしてると、まず気付かないし、読み込んでいたとしても、
その場その場における『主観測者は誰なのか?』という問題に気付けないと、意味まで理解できなくなりそうなややこしさで。
こう言うのって、少女漫画系だったら、よく使われている手法なのかも、ってな解釈もあるけど、
その手法を、青年誌掲載マンガに導入してくる大胆さに気付いたときにね。
話を戻して。
9巻のとあるイベント。このイベントのさなかに、因縁浅からぬ人物と、主観測者は遭遇してしまうんだけど、
その瞬間から、主観測者は相貌失認に近い精神状態に陥った事が、描写で提示されてるのね。
いやぁ……あの描写の演出の意味に気付いた瞬間の衝撃は、結構鮮烈だったなぁ、って程度の話で。
いや、こういう演出の妙ってのがあるんで、掲載誌の紙面で追いかけるのもいいけど、
単行本を入手して、じっくりと噛みしめるのもいいんじゃないかな、ってな話でございまして。
これ以上、細かい話をしはじめると、ネタバレになりそうなんで、切りあげる事にしますかね。


にしても、今週号のかぐや様は、ダメだわ。面白すぎた。