初日のRunner#7

ヒドい……
2ヶ月間放置だなんて……
あらすじ、軽く書いた方が良いんかな?

「初日のRunner」って?

先頭から、剣を主武器に選んだソードマンのユリ、パラディンのティターニア、鞭使いのダークハンター・エリアル。基本的な攻撃術式四種を修めていたアルケミストのラスク、戦闘終了後に応急措置を行うことのできるアトリウス。
何の因果かエトリアに集められた、この五人が中心となって、ギルド『Runner』は結成された。

冒険者ギルドを束ねるギルド長ガンリューの忠告――彼らには、小言にしか聞こえなかったりもしたのだが――に従いつつ、戦闘経験などを積み重ね、地下三階に足を踏み入れることが出来るようになった。
この地下三階で、一行を出迎えたのは、むせそうに濃密な死をまとわりつかせた刃を具えた広間の主の姿だった。
隠そうともしない殺気で、彼らを、自身の滅意の糧にしようとしていた主の魔の手を逃れて、一行は三階の探索を進めていた。

その探索もほどよく進み、魔物との戦闘の際に、主砲とも言える攻撃力を誇っていたラスクの術式の余裕が乏しくなった頃、アトリウスは、探索での命綱とも言える、アリアドネの糸を切らしたことに気がついた。
これは、未だ「地下三階の死神」を討てない冒険者たちが、ギリギリの状況で地上を目指す道程の記録である。

とかなんとか、格好つけてみた。

本文

<-『初日#6』

「それもそっか」
 地上へ戻ることを考えれば、ラスクの言葉の方に理があると、納得したようにユリは答えていた。その言葉に安堵したのか、ラスクも呼吸を整えることを優先した。
 呼吸の乱れは、姿勢の乱れ、リズムの乱れに繋がり、巡り巡って、術式の精度・威力に影響を与える結果になる。
 とは言え、あと一回、術式を用いれば触媒が底をつくと言う状況下では、神経質になる程のことでもないのかもしれない。が、より生還の確率を高めてくれるのならば、そうしない謂われはない。
「けどさ、こうやって休んでる間に、気付かれたりしないかな?」
 呼吸を整えることが最優先だとは思っていたが、同時に湧いた疑問が不安に繋がる前に、解消しておこうと言葉にしてみなに問いかける。
「それはないだろ? 縄張りにあぶれた連中が闊歩するのは、夜中だろうからな」
 ラスクの問いかけにアトリウスが答えた。その返答に、ラスクも安堵の溜息を漏らす。
「アトリウスさんの言うとおりなんだから。ラスクがするべきことは、今みたいなことを気にすることじゃないんだから」
 やりこめられる形になったが、ラスクも、ユリの言葉に抗うつもりはなかったらしい。
「はーい」
 気が抜けたように聞こえる返答ではあったが、それでユリも満足したのか、
「わかればよろしい」
 とラスクに笑いかけていた。

「お疲れ様」
 哨戒がてら『階段口』付近の様子を窺っていたエリアルが、合流のために戻ってきたことに気付いたティターニアがまっ先に労いの言葉をかける。
「ラスクの危惧も判らんでもないが、慌てるほどのこともなかったんだろ?」
 その労いの言葉でエリアルの合流に気付いたアトリウスが問いかけた。何を聞いているんだ? と返しそうになったエリアルだったが、ラスクを見遣ったアトリウスの行動の意味を理解したのか、
「しばらく、連中が気付きそうな様子はなかったな」
 と、危惧を解消する言葉を選んで答えていた。
「なんか、僕一人の」「気に」「良いんだよ、お前は。俺たちの探索にブレーキをかけて」
 ラスクの言葉をユリが最初に遮ったのだが、彼女の言葉も、エリアルの言葉に遮られていた。
「お前は、そう言う存在なんだから」
 エリアルの言葉に、ラスクは、照れたようにコクリと頷いた。


「ティターニアさん」
「どうしたんですか?」
 ラスクの休憩が終わり、地下二階から地上に戻るための道すがら。ユリは、ティターニアに質問していた。
「私じゃ、ラスクの負担、減らす手助け、できない……かな?」
 予想外と言えば予想外の彼女の問いかけに、ティターニアは、返す言葉を見つけられなかった。
――知らずに、ブレードユーザー、それも、ソードダンサーの道を選んでたんですか?
 言葉を失ったティターニアに、自分の問いかけがとんでもない事だったのか、とユリは受け取ってしまいそうになる。が、それを食い止めるように、ティターニアは言葉を返していた。
「私には……判りませんけど、冒険者ギルドのマスターなら、何か知っているかもしれませんよ?」
「え? それって……?」
「あるかもしれないって事です」

まぁ、クエストの影響もあるのかも知れないけど、アルケミ=火炎って構図があるワケじゃないですか?
ところがね。うちのアルケミは、雷なんですな。

……名前が名前だから、予想通りとか言うな。

でさ。この雷ってのが、序盤の冒険者にとって、最凶のエンカウントモンスター・毒吐きアゲハに良く効くんだ。これが。
あと、やたらと固いカブト虫とかも。んなもんで、序盤は、TPの管理で苦労したことはあったけども、戦闘で苦労した、って事はなかったわけよ。
ところがねぇ……今、いろいろ苦労してるのよ。一定ターン以内に倒せって課題で。orz
火力不足だけは、いかんともしがたく……
バードを作るとか、首打ちブシドー作るとかしないと、始まんない情勢なんすよ。

スキルの組み替えで、なんとかできればいいけど……
むむぅ……