『皆の往く途・歩く途』#68

ワンピース見てて、今使ってるPCが、ゴーイングメリー号みたいになったら、イヤだな、とか考えていたようです。

……そんなに大事にしているようには見えません。



えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう8つ目。……破竹の快進撃(号泣)。orz

んでは、本文。

星空#10

<-『星空#9』

「どうせ、あんたのことだから、居心地が悪いとか、なんとか理由をつけて、一人で考え事でもしたかったんじゃないの?」
 そんなルキアの問いかけに、タイガは、むすっとした表情で答える。
「あかんのかい?」
「別に」
 やや気分を害したようなタイガの返答など、気にも止めて居ない様子でルキアは、言い放っていた。が、それ以外にも言いたいことがあったのが、ラスクたちに目をやると、
「だったら、せめて、ラスクには話通しときなさいよ」
 と、タイガに注意の言葉を投げかけた。


「ユリたちとは当たりたくないから昇格しない、なんて言ってたけどさ、あんたたち三人のうち、二人がトーナメントに参加するような事って有ったの?」
「少なくとも、ラスクを独りにすることだけは避けてたから」
 と、ルキアの問いかけに、ユリが答える。
「ぼくがトーナメントに行くときだけ、だよね。それ以外は、どっちかが傍にいたから」
 ユリに続いたラスクの言葉を、ルキアも「だよねー」と頷きながら聴いている。
「何が言いたいねん?」
「タイガが、ユリたちと当たる可能性は、一ッかけらもないって事」
 単刀直入なルキアの言葉に、タイガも思わず怯んでしまう。
「こんなこと言うのも気が早すぎるかも知れないし、ラスクには、耳の痛い話かも知れないけど、」
 と前置きして、ルキアは言葉を続けた。
「今は、ラスクに余裕がないから良いとしても、あんただってさ、賢者になれる素質があるからこそ、ここに来れたんじゃないの?」
「んなもん有るかいな」
「あんただって、ノンストップで昇格検定クリアしてるんでしょ?」
 それが素質の片鱗だと言いたげに、ルキアはタイガを問い糾す。
「カイル達のおかげでな」
「だけって事もないでしょ?」
 タイガの逃げ道を塞ぐようなルキアの反問に、ユリが口を挟んだ。
「私たちをダシにされても困るのよね」
「ほら、ユリだって、あー言ってるじゃない」
「ぼくも、同じ」
 と、続いたラスクの言葉に、タイガとルキアの方が驚かされていた。

「二人の話を総合すれば、タイガが上級で留まる理由って、独り相撲でしかないわけよ」
 ラスクの口から出た予想外の言葉から受けた衝撃から、先に立ち直ったのか、ルキアが、指さし確認するように、タイガに忠告を投げかける。
「なぁ、ラスク……」
「なに?」
「かまへんのか?」
「ぼくたちと行ったときでも、ちゃんと参加してくれるよね?」
「だってさ、タイガ」
 タイガに、反問で答えたラスクを後ろから抱きしめつつ、ユリが悪戯な笑顔を浮かべて、彼の背中を押すように言葉をかけた。
「どうせなら、十四人全員、賢者で卒業したいじゃん」
「判った、判った。お前ら、見とれよ? あっという間に追い着いたるからな」
 ルキアの言葉がだめ押しになったのか、タイガも、売り言葉に買い言葉、との勢いで応えていた。

To be continued... -> 『行く途・歩く途#1』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

どうにかこうにか、今週は切り抜けた、と。
って、ストックがないと、本当にゲーセン行ってる余裕がないのさね。

考えてみたら、今日と明日は、何もない日なんだよなぁ。
……けど、ふた虫様やりに行くには、季節が悪くなった*1し、むちぽーやりに行くよりも、その先にあるパソ屋にまで足を伸ばしてしまいそうだし。

さてと。ここで急に話を、この先の予定にするんだけど、今週、週末はまたぎません。
そろそろ、週末跨ぎに持っていきたいんだけどね。でないと、梅雨入りの頃までにはカタをつける……ってのは無理か。もう。orz

ま、今週はこんな感じで。続きは、また月曜日に。
皆々様、良い週末を。

*1:寒さは我慢できても、暑さは我慢できない奴>自分