長くても、4月中には終わるだろうと思ってたのに……
気がつけば、黄金週間目前……しかも、終わる気配、未だ無し……
引っ張りすぎじゃね? って気もしてきている今日この頃。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
とうとう六つ目……
んでは、本文。
直前#1
<-『当日#10』 「アメリア先生も、随分思い切ったことをするのね」 どこから見つけてきたのか、自分の身体に見合った大きさの椅子を、自分の仕事の邪魔にならないだろう場所において、待機している自分の弟に、クリスが話しかける。 今は、ここを利用する生徒の姿もないせいか、口調から察するに、完全にプライベートと割り切っているようだ。 「どうして?」 「冬至祭、越年祭って、寮監の先生方が幹事を務めるのが普通なの。つまり、貴方たちアメリア寮の場合なら、アメリア先生が幹事をするのが普通ってことよね?」 「それじゃ、今は普通じゃない?」 姉が何を言わんとしているのか、理解したからなのか、姉の真意を確かめるようにラスクが、問いかける。 「ってところね」 と答えられ、ラスクとしても、何か良くないことをしているような、少々不安な気持ちになってしまう。 「でもね、ラスク。アメリア先生は、ルキアさんに任せる、って形になったけど、節目となる祭を行うって事に変わりはないんだから」 「え?」 「だって、寮監の一声で、節目の祭をしない・させないという事も有り得たのに」 割り込むような格好になった自分の声に続いた姉の言葉で、ラスクは、これから始まる宴が、実質的には、アメリア寮としての節目の祭なのだと、理解するしかなかった。 「そう、なんだよね」 と、自分に言い聞かせるような呟きが漏れたのは、その表れだろう。 「他の先生方に比べると、いろいろと悪いところも見え隠れするけど、それでも、皆のことを考えているのは確かなんだから」 クリスは、そんなラスクを慈しむように、言葉を受けていた。 ラスクたちが、そんな姉弟のやりとりをしているところに、割り込むモノが現れた。 「ラースク」 「ユリさん どうなさったんですか?」 割り込んできたユリに、クリスが問いかけ、それに続くように、ラスクが呼びかけた。 「どうしたの?」 「ルキアからの伝言で、賢者服に着替えてこいですって」 と、ユリに答えられたものの、ルキアの狙いが理解できず、ラスクとしては、きょとんとした表情で受け止める他無かった。 「正装しろ、って事なんじゃないでしょうか?」 ラスクの表情から、ルキアの狙いが伝わっていないと、推理したのか、クリスが、目的を補うように、ユリに問いかける。 「多分、そう言うことなんじゃないかな?」 「……それって」 「そういう事よね?」 と、気圧されしたような態度でのラスクの問いかけに、ユリは、頷いた。 「ぼ、ぼく、独りでも大丈夫だから」 と、何処か気まずそうに、その場を離れようとしたラスクの腕を、ユリががっちりと掴んだ。 「だーめ」 と、有無を言わさずに、自分の手元に引き寄せて、そのまま脇から抱え上げていた。 To be continued... -> 『直前#2』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
久しぶりに、Midi版の『人形裁判 〜 人の形弄びし少女』*1を聞いたけど……
やっぱ、アレですよ。転調でテンションが跳ね上がりますよ。まぁ、体験版なら、最後のスペカが発動する、ってタイミングになっているわけだし、製品版なら、この先に控えるwin版屈指の名ステージへの橋渡しになるわけだしね。
さてと、戯言の方は、ようやく最終コーナーにはいるところかな、ってところで。
きっかけ作ってくれた人の背景画は変わっちゃったけど……こっちは、全然先に進んでないってのが、またなんとも。
終わる日取りは見えてないモノの、なんとか、方向性は見えているんで、このまま進んでいこうかと。前の『越境〜光もたらすものと標星』*2の時とは違って、締め切りが決まっているわけでもないしね。
さてと。今日のところは、これぐらいで。続きは、また明日。