『皆の往く途・歩く途』#36

テトリスやってたら、あっという間に時間が過ぎてましたよ?
明日だったら、のだめやってたのに……
ぁ……だから、ストック作る必要があったんだ……orz


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
気がつきゃ、5つ目になってしまっている今日この頃。

んでは、本文。

当日#7

<-『当日#6』

「ん〜 こんなもんか」
 待機組の四人を外に待たせて、教室の中に入ったルキアが最初に漏らした言葉だ。
「ほしたら、そろそろユリに離れてもらおか?」
 作業の進行具合を確認するように、教室の中を見渡していたルキアに、タイガが問いかける。
「そうね」
 タイガの問いかけの意味を承知しているのか、再確認するまでもなく、ルキアも、承諾の言葉を返す。
「んじゃ、ラスクらに伝えてくるからな」
「お願い。こっちも、こっちでやらなきゃならないことも有るわけだし」
 と、タイガの呼びかけに応えたルキアだったが、一つ。伝えていないことがあったことを思いだしたのか、
「ちょっとまって」
 と、ラスクたちのところに向かおうとしたタイガを呼び止めた。
「? どないした?」
「ラスクにはさ、」
 とルキアが言い淀んだところで、何を言わんとしているのか察したのか、一足飛びでタイガが聞き返した。
「もう一回、ユリを行かせるつもりなんやろ?」
 彼の言葉通りの心づもりで居たルキアは、頷くことしかできない。
「なら、ユリに伝言させる方がええんと違うか?」
 ルキアの反応に、タイガも言葉を投げ返す。
「その方が、自然やろ? 今、ラスクだけ着替えさせるようなことを言うよりも、どうせ行かせるつもりのユリに伝えさせる方が、ずっとか」
「それも、そっか……」
 ルキアは、納得したようにつぶやいていた。
「んじゃ、そういう方向で伝えるからな?」
「あんたに任せるわ」
 と、ダメを押したタイガに折れるような格好で、ルキアも応えていた。


「ユリー」
「やっと、出番?」
 タイガの呼びかけに、ようやく出番が来た、と言いたげにユリがつぶやくと、それを聞きつけたのか、ラスクも、
「みたいだね」
 と、微笑みながら応じていた。

「まぁ、判っとるとは思うけど、」
 と自分のところにやってきたユリとラスクの二人に、タイガは、自分たちの役割を判っているか? と問いかける。
「判ってるって。ラスクを、購買まで連れて行って、で、私は帰りに、クリスから、荷物を受け取って、で、戻ってくればいいんでしょ?」
 うんざりした様子で、ユリも、タイガの確認に応える。
「ンじゃ、ラスク。今回は、ユリを撒いたりせえへんようにな」
「……そんな事言わなても良いのに」
 と、笑みを浮かべるタイガの言葉に、口を尖らせながらラスクが応える。
「んなこと言うてもなぁ? やってもうたことは、変わらへんわけやし?」
「それぐらいにしといてよね。『あの時のこと』は、ラスクには、充分、お灸を据えたんだから」
 と追い討ちをかけるタイガをユリが諫める。
 とは言うものの、タイガの表情に険しさが無いことからも、悪意が一切ないことぐらい、ユリもラスクも、承知している。が、無視することは、礼儀に反するように感じたこともあって、既知の返答を返していたのだ。
「んじゃ、ラスク。申し訳ないけど、購買で待っててくれるか?」
「戻ってくるときに、姉さんも連れてくるってことだよね?」
 と、自分に求められている役割を理解したように、ラスクはタイガに問いかけていた。
「あぁ。そういうこっちゃ」
「それじゃ、行ってくるから。行こ、ラスク」
 と差し出されたユリの手を取ることで、ラスクは応えた。

To be continued... -> 『当日#8』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

……菅野、怖い。いや、今に始まった演技じゃないんだけどさ。

どうでもいい話でした。

えーっと、昨日が少なめだったのに比して、今日は、ちょっと増量気味に。って、区切りが悪かった影響で、増量になったんだけど……
まぁ、アレだ。いきあったりばったりだから。(ぉぃぉぃ
しかし、ようやく、ユリとラスクが移動してくれたかぁ……会場の飾り付けの方は、これで若干進行することでしょう。ってな。
ま、この後は……あーなって、こーなるから……ここがこーなって、誰かさんが、どーなって、(意味不通気味)とかなんとかな進行するわけですよ。

んなワケで、今日は、ここまで。続きは、また明日。