『皆の往く途・歩く途』#34

油断しすぎですな……いろいろと。
未明に読みに来てる人が居たとしたら……結構大変だろうなぁ。とかなんとか。


えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
気がつきゃ、5つ目になってしまっている今日この頃。

んでは、本文。

当日#5

<-『当日#4』

 タイガに指摘されたことで、自分が呼び出したことを思いだしたのか、タイガに謝った後、厨房の面々に、
「ごめーん、皆、ちょっと抜けていいかな?」
 と一時的な戦線離脱を願い出る。と、そんなルキアへの返答だったのか、
「まぁ、ルキアさんは、もともと数のうちに入れてませんでしたから」
 ためらいを欠片も感じさせずに、カイルが、あっさりと言い切ってしまったせいで、自分が居る必要はない、とも受け取れる。
「ここは僕らだけでも、なんとかできますから」
 自分の言葉が足りないと気付いたからか、すぐさま、カイルがフォローの言葉を投げかけるのだが、ルキアの方も、辺りの様子をうかがうように、まわりを見渡すと、納得したように溜息をついて、
「焦ったって、こっちが早く終わるわけ無いか」
 と一言、ぼやくようにつぶやいた。
「んじゃ、タイガの方見てくるから、後はよろしく〜」
「任せといてください」


「ったく、忘れるってどういう事やねん?」
 連れなくあしらわれたことが、機嫌を損ねたのか、憮然とした様子でタイガは、ルキアに言葉をかける。
「ごめん、ごめん。あっちに集中しててさ。あんたに言ったことすっかり忘れちゃってたのよ」
 さすがに、自分にも反省するべきところがあると感じていたのか、ルキアも平謝りで応えるものの、すぐさま、表情を改めて、
「ラスクには感付かれてないでしょうね?」
 と釘を刺すように問いかける。
「……感付いとるかも知れへんけど」
 とのタイガの返答に、「何をしてるのよ」と思わず言いかけるが、彼女に主導権を渡さずに、そのまま、
「あいつかて空気は読めるやろうから、気にするまでもないやろ?」
 と、反問で応えた。
「けどさ、あの二人の力関係考えたら」
 さすがに、それでは不安があったのか、ルキアも、二人の力関係を目にしての反論しようとするが、
「……ぁ、そうか」
 小さい声を上げて、自分独りが納得したようにつぶやいた。
「そう言うことやから、な? ラスクが感付いとっても、ユリが感付いてなかったら、ラスクからから無理に聞き出そうとはせえへんってこっちゃ」
 ルキアが反論を途中でやめた理由を聞き出すような真似をせず、むしろ、自分の考えと同じだろ? と言いたげにタイガはルキアに言葉をかけていた。
「確かにね」
 と応じておいて、
「ユリって、自分のことになると、結構鈍いところあるもんね」
 タイガに苦笑させるような言葉で、ルキアは締めくくっていた。

To be continued... -> 『当日#6』
コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。

ダベリ

ふぅ……
いやぁ、今日は、途中で揺れちゃってねぇ。
集中して作業していなかったもんで、結局2時間近く遅れた結果に。

間に合ったんで勘弁してってのは、言いっこ無しってことで。

考えてみたら、QMAやる余裕があるのって、ストックがあるって事なんだよなぁ、とかなんとか。
だから、やれる日が限られてるって話もちらほら。

今日は、とりとめもない状態のまま終了。
んじゃ、続きは、また明日。
なんで、こんな駆け足のような状況になっているかっていえば、自転車操業状態だから、としか言えないわけで。
なんとかしようとは思うモノの……ふぅ。