油断しすぎですな……いろいろと。
未明に読みに来てる人が居たとしたら……結構大変だろうなぁ。とかなんとか。
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
気がつきゃ、5つ目になってしまっている今日この頃。
んでは、本文。
当日#5
<-『当日#4』 タイガに指摘されたことで、自分が呼び出したことを思いだしたのか、タイガに謝った後、厨房の面々に、 「ごめーん、皆、ちょっと抜けていいかな?」 と一時的な戦線離脱を願い出る。と、そんなルキアへの返答だったのか、 「まぁ、ルキアさんは、もともと数のうちに入れてませんでしたから」 ためらいを欠片も感じさせずに、カイルが、あっさりと言い切ってしまったせいで、自分が居る必要はない、とも受け取れる。 「ここは僕らだけでも、なんとかできますから」 自分の言葉が足りないと気付いたからか、すぐさま、カイルがフォローの言葉を投げかけるのだが、ルキアの方も、辺りの様子をうかがうように、まわりを見渡すと、納得したように溜息をついて、 「焦ったって、こっちが早く終わるわけ無いか」 と一言、ぼやくようにつぶやいた。 「んじゃ、タイガの方見てくるから、後はよろしく〜」 「任せといてください」 「ったく、忘れるってどういう事やねん?」 連れなくあしらわれたことが、機嫌を損ねたのか、憮然とした様子でタイガは、ルキアに言葉をかける。 「ごめん、ごめん。あっちに集中しててさ。あんたに言ったことすっかり忘れちゃってたのよ」 さすがに、自分にも反省するべきところがあると感じていたのか、ルキアも平謝りで応えるものの、すぐさま、表情を改めて、 「ラスクには感付かれてないでしょうね?」 と釘を刺すように問いかける。 「……感付いとるかも知れへんけど」 とのタイガの返答に、「何をしてるのよ」と思わず言いかけるが、彼女に主導権を渡さずに、そのまま、 「あいつかて空気は読めるやろうから、気にするまでもないやろ?」 と、反問で応えた。 「けどさ、あの二人の力関係考えたら」 さすがに、それでは不安があったのか、ルキアも、二人の力関係を目にしての反論しようとするが、 「……ぁ、そうか」 小さい声を上げて、自分独りが納得したようにつぶやいた。 「そう言うことやから、な? ラスクが感付いとっても、ユリが感付いてなかったら、ラスクからから無理に聞き出そうとはせえへんってこっちゃ」 ルキアが反論を途中でやめた理由を聞き出すような真似をせず、むしろ、自分の考えと同じだろ? と言いたげにタイガはルキアに言葉をかけていた。 「確かにね」 と応じておいて、 「ユリって、自分のことになると、結構鈍いところあるもんね」 タイガに苦笑させるような言葉で、ルキアは締めくくっていた。 To be continued... -> 『当日#6』コメント投げるまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。