よし、今週は乗り切った。で、来週は……orz
ストックがないって状況から察してください(泣笑)。
あ゛、そう言えば、今年のエイプリルフール。しっかりだまされてしまいましたよ。
あまりに平然としててさぁ……まさか、あそこに「ウソウサ」が仕掛けてあったとは……
何のことか判んない? ま、探し回れば良いんじゃない?
えーっと、とっかかりは、2/19。ヘッダというか、トップにリンク張ってあるから、今のところは、張らない。
今月の頭は、4つ目のパートです。季節は春満開だというのに、作中は、まだ年を越すか越さないかですよ?
んでは、本文。
作業#5
<-『作業#4』 ラスクに気付かされたことを思い返しながらぼやいたタイガだったが、ふと、最後に残った人物のことをルキアがどう思っているのか、確認してみることにした。 「そないな事言うたら、カイルが、そう言う話しとるとこ、あんまみいひんな?」 「カイルは良いのよ、カイルは」 と、ルキアも素っ気なく返しはするのだが、何事かを隠していることがあるのか、心持ち、声が踊っているように、タイガには聞こえた。予想通り、というか、予想以上の成果を得られたからなのか、彼の方も、彼女の言葉に、「ふ〜ん」と気の抜けたような返事で応えたところで、セリオスが教室に戻ってくるのが目に入った。 「お? どうやら終わりらしいぞ」 「タイガ、ちょっと聞いてきてよ」 「はぁ?」 そうすることが当然と言いたげなルキアの言葉に、タイガも、声が裏返りそうな勢いで聞き返してしまう。 「なんで、俺が、そないなことせないかんねん?」 「私の助手だからに決まってるじゃない」 「ちょ、マテェ! 助手って言うのは、進行具合とかのチェックとかを助けるのが主であって、お前さんの野次馬根性を満足させるために居るんとちゃうやろ!」 タイガの反論は、どう見ても正論なのだが、その正論を向けられている当の本人は、耳を塞いで聞こえないふりをしている。 「お・ま・え・なぁ〜……」 ルキアの態度を見たせいか、タイガの方も肩を怒らせて反論するのが馬鹿馬鹿しくなってしまう。 「私が聞くより、同性のあんたの方が警戒されないでしょ?」 タイガの反論が済んだと判断すると、彼の反論など一切気にも止めず、自分の意見だけを優先したような言葉を投げ返す。 「……ほんなら、お前も来い!」 と、ルキアの手を取ると、セリオスが入ってくるだろう側の入り口に向かってタイガも歩き始めた。セリオスの落ち着き払った態度が苦手だったからなのか、どうにか、その場から離れようと、言い逃れを並べ始めた。 「え? 私だって、準備の進み具合を」「飾り付け組なら、今作業が止まっとるようなもんやんけ」 即答で潰された。このために、と言うわけでもないのだが、もう一組の様子を思い出し、それで切り抜けようとするが、 「食材組が」「あっちは、まだ相談中」 言い終える前にカタを付けられた。仕方がないので、敢えて割り当てなかった二人のうちの一方の名前を挙げるが、 「ヤンヤンの相手しな」「あいつなら、とっくの昔に購買行った」 あっけなかった。さすがに、三つも言い逃れを準備してきたことに、タイガも呆れながらルキアに聞き返す。 「お前、セリオス、そんなに苦手か?」 「どうもね……」 ――まぁ、ルキアは、子犬。それに比べたら、あっちは、気品を知っとる猫みたいなもんか。 と二人の印象を比べてタイガも、呆れつつも諭すような言葉を投げかける。 「話しかけんのは俺の仕事。お前は、黙って聞いとりゃええだけやないけ」 「そうだけどさぁ」 「……これも助手の仕事言うたん、何処のどいつや?」 To be continued... -> 『作業#6』コメント打つまでもねーな、と思うけど、って人は、こっちの拍手から。
ダベリ
気付かれてないうちに、適当に。とかなんとか。
しかし、ラスユリの出番が、本当に少ない話だね……
おいらがこんなこと言ってると、「何を今更」とか、「本当に、ユリラスの人?」とか、言われそうですけど。それでも、俺です。とか強弁張ってみる。
まぁ、タイトルを、「皆の往く途・歩く途」としているから、看板に偽り無しなのかも知れないけど……さ。うん。まぁ、なんだ。そんな感じ。
けど、こんな書き方してると、ルキアの相手がゆらゆら揺れてるように見えるかも知れないけど……レオンorタイガで揺れることはあっても、セリオスに揺れることはないとおもうんだ。どういう意味かと言えば、下手に近づいて、鼻を引っ掻かれたことでもあったんでしょう。猫好きな犬でも、そういう目に遭うと、さすがに学習するかも知れないからさ。犬にせよ、猫にせよ、社会性をもってるわけだし。
……どういう話だ、一体?(苦笑)
ま、そんな感じの今週でございました、と。体調崩したわりには、どうにかこうにか綱渡りな五日間を渡りきったような気はするけど、その代償は、結構大きいような気がしている今日この頃ですよ。
んじゃ、続きは、また月曜日に。良い週末を。