これはねぇ……

『あと1(仮題)』『最後の境界を目指して』が、相当する場面まで進むまで伏せてあったのよ。でも、本編とは全然違う流れになってるね

アメリア:
 やったじゃない!
ラスク:
 でも、6体しか撃破できてないし。
アメリア:
 それでもよ。撃破数が少なくても、撃破点がトップなら、勝ちなんだから。
 それで……ゴールドメダルを渡したいところなんだけど……
ラスク:
 判ってます。フラワーになっちゃうんですよね?
アメリア:
 その通りなんだ。で、それ以外にも、マロン先生とロマノフ先生から預かってた、カテゴリー3のメダリオンも。
ラスク:
 え?
アメリア:
 喜びなさい。ユリちゃんと同じ、魔導号を受けるに足ると認められたのよ。
 まったくねぇ。私のマルチの予習も、これぐらいあっさり合格してくれると、教え甲斐もあるのにぃ。
ラスク:
 ……ご、ごめんなさい。
アメリア:
 ま、いいわ。それが苦手だと判ってくれば、対策も取れるわけだから。良い方向に考えなきゃね。
 さてと、今日は、どうするの?
ラスク:
 今日は、帰ります。
アメリア:
 そ。お疲れ様。で、明日なんだけど……やっぱり、休む?
ラスク:
 HRは、休みます。フェスタには、顔を出すつもりですけど。
アメリア:
 その事なら、気にしなくても良いの。
 それにさ、ラスク君が、ユリちゃんと二人でデートに行く、って言うんだったら、予習のかわりに良いデートコース紹介しようかなぁ、って思ってたのに。
ラスク:
 せ、せんせい! なにいってるのか、判ってるの!?