誰に宛ててってわけでもないからね。

見送り坂・見返り坂、眺めやるように佇むは、一頭の仔竜

「躯(からだ)には安寧を。魂(こころ)には鎮火(やすらぎ)を」
えーっと、こんなこと書きましたが、静流氏のもこ咲漫画に打ちのめされそうなふゆざきです。
まず何よりも、
見返り坂
↑の結果を前提として読んでおくと、より沁みてくるんじゃないかな、と。

なんというか……こう言うのを突きつけられると、テメエの力不足を痛感すると同時に、言葉の限界を感じてしまうですよ。いや、マジで……

後悔と嫉妬は、必要な感情だと思う。

まぁ、マイナス、というか、ネガティブとされるこの二つの感情だけど、俺は、重要な感情だと思ってる。
ただ、確かに、悪い方向に捕まりやすい感情ではあるけど、それを「憎悪」ではなく「願望」にすることができれば、前に進むための燃料になると思うんだ。確かに、「憎悪」を振り払って「願望」に変えるのは、大変なことだと思う。人はどうしても、易きに流れてしまうからね。でも、それに耐えることができれば、「嫉妬」や「後悔」という感情は、「あの人のようになりたい」や「二度と繰り返さない」という願望になって、前に進むための原動力になってくれるだろうから。
こう言う考え方って、書き手が紡ぎ出す物語の中に顕れるもの、だから、こういう形で著すのは、良くないことなのかも知れないけどね。